ヤマハから、サウンドバーの新製品「YAS-108」が7月上旬に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥25,800前後。

 YAS-108は昨年登場した「YAS-107」の後継機で、サブウーファーを内蔵したワンバー構成のモデル。先代機で世界初搭載した仮想サラウンド技術「DTS Virtual:X」を引きつづき採用する。同技術はステレオ音声からドルビーアトモス&DTS:Xまで、あらゆる音源を高さ方向も含めた仮想サラウンドで再生してくれるのが特徴だ。

 今回YAS-107では、新たにDTS Virtual:Xとヤマハ独自のサラウンドプログラム5種類(映画/テレビ番組/音楽/スポーツ/ゲーム)との掛合わせに対応した。これにより、コンテンツに合わせた最適な音場を楽しめるという。なお、掛合わせ機能を使うにはiOS/Android用無償操作アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」経由で指示する必要がある(付属の赤外線リモコンでは個々のモードのみ指示可能)。

 そのほかの仕様は先代を踏襲している。スピーカーユニットは、25mmドーム型トゥイーター、55mmコーン型フルレンジ、75mmコーン型サブウーファーを本体左右に1基ずつ搭載し、最大出力計120Wのパワーアンプで駆動する。また、本体両サイドにはバスレフポートを設けることで、スリムボディと迫力の低音を両立した。

 接続端子は、4K/60pやHDR信号(HDR10/HLG)のパススルーに対応したHDMI入出力を各1系統、音声入力2系統(光デジタル×1、3.5mmステレオミニ×1)、サブウーファー出力1系統を備える。

 Bluetoothレシーバー機能も装備しており、コーデックはSBCとAACに対応。最大2台までのマルチポイント接続も可能となった。

画像: YAS-108の寸法/質量は幅890×高さ53×奥行131mm/3.2kg。壁掛け設置にも対応する

YAS-108の寸法/質量は幅890×高さ53×奥行131mm/3.2kg。壁掛け設置にも対応する

画像: 付属の赤外線リモコン

付属の赤外線リモコン

This article is a sponsored article by
''.