ハリー・ベラフォンテは、オーディオファイルに広く愛され続けている著名なヴォーカリスト。本アルバムは、彼の黄金期ともいえる1959年4月19日、20日の2日間にわたって行なわれたチャリティ・コンサートの模様を収録したものだ。
本アナログレコードの制作に関しては、アナログ・マスターテープは、先に発売したSACD/CDハイブリッド盤の『ハリー・ベラフォンテ・カーネギー・ホール・コンサート』と同様、ソニー・ミュージックの制作陣が発掘した計4本のアナログ・マスターテープ(2トラック・38cm/sec)を使用している。このマスターテープを、ソニー・ミュージックスタジオのエンジニアである中村優太氏の手により、PCM 96kHz/24bitでA/D変換された。
つづいてA/D変換したデータをもとに日本コロムビアの武沢茂氏がD/A変換を行ない、マスタリングした上でラッカー盤にカッティングしている。カッティングアンプはノイマン「SAL74B」、カッティングマシンは同「VMS70」、カッターヘッドは同「SX74」を用いた。
最終的なレコード盤のプレス工程では、音の鮮度感を重視して「メタルマスター・ダイレクトプレス」方式を採用。これは、先のラッカー盤をもとに金属製の原盤(メタルマスター)を作成し、これを用いてダイレクトにレコードをプレスする方式となっている
なお、本タイトルは古いライブ音源のため、一部にノイズが目立つ部分もあるが、これはすべてマスターテープに由来するもの。時代とともに刻まれた“味”として、一緒にお楽しみいただきたい。また、収録内容は、過去に発売された商品と一部異なっている。
『ハリー・ベラフォンテ・カーネギー・ホール・コンサート』
●型番:SSAR-016~017
●メディア:アナログレコード(33回転、180g重量盤)
●発売日:2018年6月25日
●価格:¥9,936(税込)
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