【HiVi冬のベストバイ2020】コントロールアンプ部門（1）〈100万円未満〉

音量調整、入力切替えを行なうためのコントロールアンプ（プリアンプ）が本部門の該当品。アナログ回路のみで構成されるものもあれば、D/Aコンバーターを内蔵しているものもある。中にはリンのSELEKT DSM-KのようにネットワークプレーヤーやARC対応のHDMI端子を備えるものもある。用途に応じて製品を選んでいただきたい

第1位：ベンチマーク LA4

オープン価格（実勢価格33万1,000円前後）

米国ニューヨーク州のシラキュースでプロ用機器を主体に物づくりを行なうベンチマークの新製品だ。横幅22cmのシャーシの中に、バランス伝送によるアナログ回路を組み込み、SN比と歪率、そして耐入力において驚くべき数値を叩き出すプリアンプに仕上げられている。ストレートでエネルギッシュ、張りがあってすっと鼻に抜けるサウンドにも心が躍る。モータードライブを採用したボリュウムコントロールは使い勝手にも優れている。（潮）

メーカーサイトへ＞

関連記事を見る＞

第2位：リン　SELEKT DSM-K

￥900,000＋税

ネットワークオーディオ機能とユーザビリティの高度な融合を果たし、一体型オーディオジャンルの未来を一足先に進めたといえる本機は、高級感と先進さを併せ持つデザインも魅力。ハイレゾファイル再生からストリーミングまで優れたユーザビリティと高い音質で楽しむことができる。モジュール式シャーシにより、アンプを含む機能拡張も強力。（土方）

メーカーサイトへ ＞

関連記事を見る ＞

第3位：オクターブ　HP300SE

￥940,000＋税

オクターブ製プリアンプの最高峰、Jubilee（ジュビリー）の血統を受け継いだ本格派プリアンプだ。回路の基本構成は前作のHP300 MKⅡを踏襲しているが、ノイズ対策から電源ユニットが別筐体となり、ラインアンプの出力段も強化している。音の骨格がしっかりとして、しかも明確。落ち着きのある堂々としたサウンドで、レスポンスが素早い。（藤原）

メーカーサイトへ ＞

関連記事を見る ＞

第4位：ニュープライム　AMG PRA

￥210,000＋税

ニュープライム現行ラインナップで、最上位に当たるのがこの新しいAMGシリーズ。航空機グレードのアルミ合金を用いたフロントパネルがとても凝ったつくりで、その内部には2段階の出力ゲイン設定、4段階のラウドネスコントロール等の機能を備えたプリアンプ回路が収まる。ハイスピードで切れのあるサウンドが持ち味とみた。（小原）

メーカーサイトへ ＞

第5位：エラック　Alchemy DDP-2

￥400,000＋税

往年の名ブランドAudio Alchemyの名（の一部）を製品名に冠した新世代エラックの注目作だ。デジタル入力（光/同軸）、USB入力、ネットワーク入力（有線/無線LAN）と多彩な音源に対応するデジタルプリアンプで、Spotify Connect、AirPlayをサポートしている。DACとしてのクォリティも高く、ノイズフロアーの低さからもその素性のよさが感じ取れる。（藤原）

メーカーサイトへ ＞

関連記事を見る ＞