スバルの新型レヴォーグ、インプレッサ、XV、フォレスター用ディーラーオプションとして、パナソニック製ビルトインカーナビが設定された。各モデルとも車種専用に設計されており、パナソニックならではの高画質と高音質を楽しむことができそうだ。

画像: レヴォーグでは9V型のフラットデザインモデルが選べる。

レヴォーグでは9V型のフラットデザインモデルが選べる。

画像: インプレッサには8V型ビルトインカーナビが用意される。6.3インチのMDF連携画面もセットという内容だ。

インプレッサには8V型ビルトインカーナビが用意される。6.3インチのMDF連携画面もセットという内容だ。

画像: XVに設定されるビルトインナビはインプレッサ同様8+6.3インチのダブルディスプレイ。

XVに設定されるビルトインナビはインプレッサ同様8+6.3インチのダブルディスプレイ。

画像: フォレスターに設定されるビルトインナビも、インプレッサやXVと同様、8+6.3インチのダブルディスプレイ。

フォレスターに設定されるビルトインナビも、インプレッサやXVと同様、8+6.3インチのダブルディスプレイ。

 大型のインフォテインメントディスプレイを採用したことで話題となった新型レヴォーグでは9V型画面を、インプレッサ、XV、フォレスターでは8V型画面が設定されている。いずれも高精細HD画質とし、地図画面はもちろんドラレコやブルーレイディスク、地デジ放送などの映像ソースをあますところなく表現する。各車とも、エンジン始動時に専用のオープニング画面が表示されるなど、オーナーの所有感も充たされそうな仕様だ。

 今回、採用されたビルトインカーナビは、新設計によるユーザーインターフェイスが大幅に進化したものだ。パナソニックナビらしくブルーレイディスクの再生機能を備えるほか、車種専用音響チューンが施されている。

画像: 目的地までのルート探索は距離や有料道路など条件の異なる5ルートを提示(左上)。市街詳細地図でもHD画質で見やすくわかりやすい表示、加えて交差点の案内看板を忠実に再現する表示も可能とした(右上)。地図画面上に映像ソースを映すピクチャーインピクチャー機能を装備(左下)。縮尺の異なる地図も2画面表示が可能(右下)。

目的地までのルート探索は距離や有料道路など条件の異なる5ルートを提示(左上)。市街詳細地図でもHD画質で見やすくわかりやすい表示、加えて交差点の案内看板を忠実に再現する表示も可能とした(右上)。地図画面上に映像ソースを映すピクチャーインピクチャー機能を装備(左下)。縮尺の異なる地図も2画面表示が可能(右下)。

画像: 高精細HDディスプレイは、画素数だけでなくパネルと液晶の隙間をボンディング材によりなくすことで、クリアな画面を獲得した。

高精細HDディスプレイは、画素数だけでなくパネルと液晶の隙間をボンディング材によりなくすことで、クリアな画面を獲得した。

 ナビ機能としては、基本性能として自社位置精度を向上させるほか、画面表示のパターンもより視認性が高くなるよう工夫が凝らされている。さらにスマートフォンとの機能連携にも磨きがかかり、地図データの更新やアプリ無しで音声認識による目的地設定を可能にした。

画像: スマートフォンを利用した地図更新データの更新が行えるようになるなど、スマホ連携機能も強化されている。

スマートフォンを利用した地図更新データの更新が行えるようになるなど、スマホ連携機能も強化されている。

 オーディオ面では、最大192kHz/24bitのハイレゾ楽曲ファイルをネイティブ再生(WAVおよびFLAC型式)する。またオプションで同社製「音の匠スピーカー」も設定、竹素材を使ったスピーカーを各車種ごとに選ぶことができるようになっている。ちなみに「音の匠スピーカー」はフロントの2ウェイ、リアのフルレンジがそれぞれ選択可能。

画像: 「音の匠スピーカー」は左の2つがフロント用、右の1つがリア用だ。いずれも振動板に竹素材を採用した高品質スピーカーユニット。ビルトインナビとともに、車種専用の音響チューンが施されており、サウンドのベストパフォーマンスを楽しむことができる。

「音の匠スピーカー」は左の2つがフロント用、右の1つがリア用だ。いずれも振動板に竹素材を採用した高品質スピーカーユニット。ビルトインナビとともに、車種専用の音響チューンが施されており、サウンドのベストパフォーマンスを楽しむことができる。

 こちらもオプションとなるが、同社製のドライブレコーダーと組み合わせての使用もでき、この際にはHD画質で記録映像をナビ画面で再生、確認することができるようになる。

 パナソニックのカーナビゲーションで特長的なのが安心安全サポート機能だろう。スバル用ビルトインカーナビにおいてもこの機能が盛り込まれており、逆走の注意喚起を画面表示するなど充実している。

 新型レヴォーグでは「すべての移動を感動に変えるクルマ」と謳われるなど、スバル車ではディーラーオプションで積極的な高品質エンターテインメントを提供すべくラインナップしている。今回のパナソニック製ビルトインカーナビや専用の「音の匠スピーカー」により、その感動はより大きなものとなるのかもしれない。

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