アーク・ジョイアは、イタリアのオーディオブランド「Serblin & Son」(セルブリン&サン)の製品について、日本での輸入販売業務を開始する。さらに今回、プリアンプ及びパワーアンプを本日発売する。

●プリアンプ:Frankie hybrid preamplifier 市場想定価格¥1,100,000前後
●ステレオパワーアンプ:Frankie stereo power 市場想定価格¥660,000前後
●モノーラルパワーアンプ:Frankie monoblock power 市場想定価格¥1,320,000前後(ペア)

 Serblin & Son は、イタリア・ヴィチェンツァを拠点に Fabio Serblin(ファビオ・セルブリン)氏によって設立されたブランドとのこと。ファビオ氏は、伝説的なスピーカー設計者 Franco Serblin(フランコ・セルブリン)氏の甥にあたり、幼少期からフランコ氏の影響を強く受けて育ったそうだ。

 新製品3モデルは、同社のデビュー作となる「Frankie」シリーズより、真空管を搭載したハイブリッド構成のプリアンプ「Frankie hybrid preamplifier」、モノーラル構成による高い駆動力と表現力を備えたパワーアンプ「Frankie monoblock power」、そしてステレオ構成で扱いやすさと音楽性を両立した「Frankie stereo power」となる。

 各製品とも、回路設計から制御ソフトウェアの開発、製作に至るほぼすべての工程が、設計者であるファビオ氏自身の手によって行われ、少量生産ならではのていねいなものづくりを通じて、音楽を表現する作品を生み出している。音楽の表情を自然に引き出すアンプ設計、クラシカルな佇まいと現代的な造形美を魅せるデザインを持ち、コンパクトな筐体の中には Serblin & Son ならではの思想と感性が内包されている。

 それぞれの製品の特長は以下の通り。

画像: 「Frankie hybrid preamplifier」

「Frankie hybrid preamplifier」

Frankie hybrid preamplifier
●ラインアンプ部には、4本のE88CC(6DJ8)双三極管を搭載し、バランスSRPP (Shunt Regulated Push-Pull)回路によるハイブリッド構成を採用。SRPP回路は、ふたつの三極管を上下に配置し、上側の球が下側の球の能動負荷として動作させる回路方式で、シンプルな構成でありながら低い出力インピーダンスを得やすい特長を持ち、真空管回路ならではの質感を保ちながら、パワーアンプを安定して駆動させてくれる。
●電源部には、Serblin & Sonのために専用設計された60VAのトロイダルトランスを採用。メイントランスには3系統の独立した二次巻線を設け、ディスクリート構成による安定化回路と組み合わせることで、真空管によるラインアンプ部や微小信号を扱うフォノ回路など、各回路の役割に応じた安定した電源環境を構築した。
●自社開発のGolden Stairwayアッテネーターを搭載した。信号レベルの調整を固定抵抗とリレーによって行うことで、優れた精度と信号品質を追求している。
●MM/MC両方式に対応する高品位なフォノ入力を標準装備。フォノ回路はソリッドステート構成とし、入力段には超低ノイズのディスクリートFETを採用する。RIAAイコライザーには、独立した完全パッシブ方式を採用してる。
●天面と底面には、ブラッシュド加工を施したアルミニウム製シャーシを採用。フロントおよびサイドパネルには、美しい木目と温かな質感を持つウォルナット無垢材を組み合わせた。

画像: 「Frankie monoblock power」

「Frankie monoblock power」

Frankie stereo power
Frankie monoblock power
●両パワーアンプともクラスAB方式を採用し、音楽の自然な躍動感とスピーカーを安定して駆動する能力の両立を目指して設計されている。Serblin & Son独自のローカルフィードバックを備えたアクティブ・シャント回路により、電圧増幅段に流れる電流を動的に線形化し、終段のバイアス電流を安定させている。
●電源部には、それぞれの回路構成に合わせて専用設計された250VAのトロイダルトランスを搭載。
●Frankie stereo powerは、クラスAB方式の基本回路トポロジーを採用し、出力段にはコンプリメンタリー・エミッターフォロワーによるSEPP(Single Ended Push-Pull)構成を採用。定格出力は110W(4Ω)✕2を実現している。
●モノーラルパワーアンプのFrankie monoblock powerは、ふたつのアンプ回路を、バランス信号の正相側と逆相側それぞれに独立して割り当てるフルバランス・モノーラル構成を採用。定格出力は250W(4Ω)を実現した。
●スピーカー端子には真鍮を使用し、表面には導電性に優れた銀メッキ処理が施された。接続方式をバナナプラグに限定することで、シンプルな構造と確実な接続を両立している。

「Frankie hybrid preamplifier」の主なスペック

●接続端子:アナログ入力3系統(XLR ✕ 2、RCA)、フォノ入力(RCA)、アナログ出力2系統(XLR、RCA)
●搭載真空管:E88CC(6DJ8)✕ 4
●消費電力:10W(待機時0.5W以下)
●寸法/質量:W430×H100×D300mm(突起部含む)/7kg
※アルミニウム製リモコン標準付属

画像: 「Frankie hybrid preamplifier」の主なスペック

「Frankie stereo power」の主なスペック

●定格出力 75W✕2(8Ω)、110W✕2(4Ω)
●接続端子:アナログ入力2系統(XLR、RCA)
●消費電力:13W(待機時0.5W以下)
●寸法/質量:W430×H100×D300mm(突起部含む)/10kg

画像: 「Frankie stereo power」の主なスペック

「Frankie monoblock power」の主なスペック

●定格出力150W(8Ω)、250W(4Ω)
●接続端子:アナログ入力2系統(XLR、RCA)
●消費電力:18W(待機時0.5W以下)
●寸法/質量:W430×H100×D300mm(突起部含む)/10kg

画像: 「Frankie monoblock power」の主なスペック

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