ハーマンインターナショナルは、JBLが創立 80 周年の集大成として開発した「Summit EVEREST」を2026年秋に発売すると発表した。価格は¥24,200,000(税込、ペア)。
デュアル380㎜径3.5ウェイ・フロアスタンディング型スピーカーという仕様で、JBL Summit Series のフラッグシップモデルとして40年以上にわたって受け継がれてきた Project EVEREST開発の歴史と、創立80周年を迎えたJBLの音響技術のすべてを投入したモデルとなっている。

D2820 D2コンプレッションドライバーを3基取り付けた3-into-1マニフォールド
中高域には、新開発となる2インチ(50mm)デュアルダイアフラム/デュアルモーター構造のD2820 D2コンプレッションドライバーを搭載。これは、環状リング型Teonexダイアフラムを採用した2基のコンプレッションドライバーを向かい合わせに配置したもの。このD2820を3基、バランスの取れた対称配置で統合する独自の3-into-1マニフォールドと組み合わせることで、高い出力音圧と効率を維持しながら、さらなる低歪み化を実現している。
さらに大型のSono Glass製HDI(High-DefinitionImaging)ホーンと組み合わせることで、クロスオーバー帯域から可聴帯域を超える高域まで、優れた指向性制御と圧倒的な情報量、きわめて高い解像度を実現している。

250mmミッドバスユニット「JMW250SC」
低域には、独自のHC4(Hybrid Carbon Cellulose Composite)コーンを採用した 250mmミッドバスユニット「JMW250SC」を2基、380mmウーファー「JW380SC」を2基搭載する。
JMW250SCは3インチデュアルボイスコイルによるDifferential Drive構造を採用。振動板には、カーボンファイバーを配合したピュアパルプ製コーン紙2枚の間にクローズドセルフォームコアを組み合わせた、3層構造のHC4 コーンを採用する。
デュアル・ネオジムマグネット、デュアルインバーテッド・ダンパー、ダイキャストアルミニウムフレーム、アコーディオンクロスエッジの組み合わせにより、高出力、低歪み、優れた耐入力性能を実現した。

380mmウーファー「JW380SC」
JW380SCも4 インチデュアルボイスコイルによるDifferential Drive 構造を採用。さらに内外に配置したマルチプル・ネオジムマグネットによる強力な磁気回路を備えている。モーター前後に配置したインバーテッド・デュアル・スパイダーにより振動系を精密に制御し、大振幅時においても優れた安定性と低歪み性能、高い耐入力性能を誇っている。
ネットワーク部には、高度なMultiCapクロスオーバーネットワークを採用。複数の小容量コンデンサーを並列構成することで等価直列抵抗(ESR)を低減し、エネルギーロスを最小限に抑制した。また、シングルワイヤ接続に加え、バイワイヤ/バイアンプ、さらにはトライワイヤ/トライアンプ接続にも対応し、システム構築の自由度を高めた。
筐体には、内部オフセット構造と多重補強、ダンピング処理を施した高剛性キャビネットを採用。さらに JBL|IsoAcousticsカスタムアイソレーションフットが不要振動を効果的に抑制する。

「Summit Everest」の主なスペック
●型式:3.5 ウェイ5スピーカー・バスレフ型
●使用ドライバー:50㎜D2コンプレッションドライバー(D2820)×3+Sonoglass製HDIホーン、250㎜ミッドレンジ(JMW250SC)×2、380㎜ウーファー(JW380SC)×2
●インピーダンス:4Ω
●感度:96dB/2.83V/m
●再生周波数特性(-6dB):20Hz~23kHz
●クロスオーバー周波数:270、550、850Hz
●寸法/質量:W992×H1,443×D695mm/237kg


