海外盤発売情報
米国盤『オブセッション 災愛』2026年7月14日リリース

OBSESSION - 4K UHD BLU-RAY with DOLBY VISION and DOLBY ATMOS

ユニバーサルから届いた4K UHD BLU-RAY『オブセッション 災愛』(2025)リリース・アナウンス。HDRはHDR10とドルビービジョンHDRをサポート。サウンドはドルビーアトモス・サウンドトラック収録。リリースは7月14日。日本劇場公開は7月17日(オフィシャル・サイトは下欄リンク)。

画像2: オブセッション 災愛【世界映画Hakken伝 from HiVi】

「最愛」のあの子が、「災愛」に変わる ー

撮影当時若干25歳。新鋭カリー・バーカーが超低予算で賢くAクラスのスリラーを作る手本を示し、「カネ太り」ハリウッドの局部に痛烈なキックをかました佳篇。批評家からも絶賛で迎えられ、興行・批評両方で申し分ない結果を挙げたのも頷けよう。男子が女子を射止めるために願い事をする。ごく普通の恋愛ドラマとして成立するであろうプロットポイントを、バーカーはステレオタイプをはるかに超えた高みへと昇華させ、より残酷で、よりダークで、よりパーソナルなものへと変換して魅せる。呪われた物への願い事。それには代償が伴う。それは近年でみるどんなジャンプスケアや血飛沫にも劣らないほど恐ろしい。

画像3: オブセッション 災愛【世界映画Hakken伝 from HiVi】

マイケル・ジョンストン演じる青年ベアは、臆病で、物静かな話し方をする。声はまるでバターのように滑らかだ。一方でベアは、愛を強く望むだけで愛される資格があると思い込んでいる、よくある恋する男女の姿を体現している青年だ。その彼の思い込みが事態を悪化させる。ベアの願い事がゆっくりと悪夢へと変わっていく様をみれば、得も言われぬ居心地の悪さを感じる人も多かろう。だが本作品は、やはりニッキーを演じたインディ・ナヴァレッテの映画と言えるだろう。操舵術に長けた感情表現の幅広さ。次第に不気味な響きを帯びていく声の演技。4K HDR/アトモスでジョンストンの、そしてナヴァレッテの演技をたっぷり楽しんで頂きたい。

撮影はこれが長編初撮影監督作品となるテイラー・クレモンズ。ARRIアレクサ35/球面レンズ/3:2オープンゲート撮影/4.6K収録。4K DIフィニッシュ。上映アスペクトはピラーボックス1.50:1(同・本盤収録サイズ)。オープンゲートの撮影データから、1.50:1のフレームラインを活用、もしくは左右をわずかにクロップすることで意図通りのアスペクトを得ている。アカデミー比率1.37:1とも異なる1.50:1のアスペクト比は、1.85:1や2.39:1といったワイドスクリーンを見慣れた目からすれば異質な感じがするかもしれない。アレクサ35の解像感を失わず、しかも閉塞感や緊張感を与えるにはどうしたらいいか。1.50:1アスペクトはクレモンズとバーカーのたどり着いた答えだったという。

バーカーが求めたものは、広大な環境ショットよりもキャラクター同士の関係や感情の激しさを優先し、なおかつ圧縮することだった。そのため観客が周辺部で見ることができる範囲を制限した。これによりカメラは、常に登場人物に観客の視線を誘導し続けることができる。一方で画面の外に潜むものへの、絶え間ない緊張感や恐怖感も生み出すことができる。1.50:1のアスペクト比は、35mmフィルムや古い4:3テレビといった古典的なアナログフォーマットに非常によく似ており、地に足の着いた映画的なリアリズムというよりも、シュールで、どこか超現実的で、不安を掻き立てるような光沢を映画に与えている。撮影監督テイラー・クレモンズ

画像: ーーWhen viewing this clip, please set resolution to 2160p/4Kーー

ーーWhen viewing this clip, please set resolution to 2160p/4Kーー

フレーミング、スペーシング、ブロッキングは綿密に計算されており、どのフレームも厳正に練り上げられている。ナヴァレッテが収まるショットは、彼女が画面中央にいても、あるいは背景にわずかに映っていても、どれもこれもが恐ろしい。若き新鋭クレモンズは、ネガティブスペース(何もない空間、映像の余白)がいかに恐ろしいものになり得るか、それを明確に理解している。カラーリングに関しては、茶系色と黄系色に代表する濁色・中間色の色彩パレットが、全編を通じて病的で、朽ち果てたようなトーンと質感を与えている。暗鬱な陰影は画面の至る処に在り、極めて効果的に配置されているため、あらゆる影やシルエットが底知れぬ脅威や恐怖へと昇華している。

画像6: オブセッション 災愛【世界映画Hakken伝 from HiVi】

音楽は音楽プロデュサーでシンガーソングライターでもあるロック・バーウェル。 1980年代ホラー映画にインスパイアされた、あえて高音域を排した不吉でダークな(だが温かみのある)トーンのアナログシンセサイザー・サウンドは必聴。バーウェルのスコアは彼女を包み込むように、まるでニッキーと共生関係にあるかのように溶け込み、一体となって揺るぎない存在感を放っている。音響エンジニアは『FALL/フォール』のデヴィッド・キッチンズ(音響監修)『フェリーニに恋して』のベン・サライ(サウンドデザイン/リレコーディングミキサー)。

画像: バーカーが求めたものは、広大な環境ショットよりもキャラクター同士の関係や感情の激しさを優先し、なおかつ圧縮することだった。そのため観客が周辺部で見ることができる範囲を制限した。これによりカメラは、常に登場人物に観客の視線を誘導し続けることができる。一方で画面の外に潜むものへの、絶え間ない緊張感や恐怖感も生み出すことができる。1.50:1のアスペクト比は、35mmフィルムや古い4:3テレビといった古典的なアナログフォーマットに非常によく似ており、地に足の着いた映画的なリアリズムというよりも、シュールで、どこか超現実的で、不安を掻き立てるような光沢を映画に与えている。撮影監督テイラー・クレモンズ

4K UHD+BLU-RAY COMBO SPECIAL FEATURES

  • HDR10 & DOLBY VISION HDR PRESENTATION OF THE FILM
  • DOLBY ATMOS AUDIO TRACK
  • Feature Commentary with Director / Writer / Editor Curry Barker
  • Obsession Unleashed – Take the obsession further by going behind the scenes with filmmaker Curry Barker and the cast, Michael Johnston, Inde Navarrette, Cooper Tomlinson and Megan Lawless, to see them create a wild horror story out of intense performances and shocking scares. Hear the cast reflect on their most memorable scenes, get a peek at Michael and Inde's chemistry test that sparked the film's emotional core, and see how their collaboration shaped the film's most unsettling moments.
画像: 4K UHD+BLU-RAY COMBO SPECIAL FEATURES

DISC & FILM SPECS

TitleOBSESSION
ReleasedJul 14, 2026 (from Universal Studios)
SRP$32.98
Run Time108 min
CodecHEVC / H.265 (Resolution: Native 4K / DOLBY VISION / HDR10 compatible)
Aspect Ratio1.50.1
Audio FormatsEnglish Dolby Atmos (48kHz / 24bit / Dolby TrueHD 7.1 compatible), French Dolby Digital 5.1, Spanish Dolby Digital 5.1 ※other format(s) TBA
SubtitlesEnglish SDH, French, Spanish ※other subtitle(s) TBA
タイトルオブセッション 災愛
2025
監督カリー・バーカー
製作ロマン・ヴィアリ クリスチャン・メルクーリ ヘイリー・ニコール・ジョンソン  ジェームズ・ハリス
製作総指揮ジェイソン・ブラム デヴィッド・ハリング レオノーラ・ダービー ルザンナ・ケゲヤン マーク・レーン
脚本カリー・バーカー
撮影テイラー・クレモンズ
編集カリー・バーカー
音楽ロック・バーウェル
出演マイケル・ジョンストン インディ・ナヴァレッテ クーパー・トムリンソン メーガン・ローレス アンディ・リクター ヘイリー・フィッツジェラルド

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