Aladdin Xから、照明一体型3in1プロジェクターの新製品「Aladdin X3 Laser 4K」が発表された。推奨売価は¥249,800(税込)で、6月23日の発売を予定している。

「Aladdin X3 Laser 4K」
Aladdin X3 Laser 4Kは、その名の通りレーザー光源を搭載、また同社の照明一体型3in1プロジェクターとして初めて4K解像度を実現した製品だ。昨日開催された発表会で、同社事業統括責任者の王 少偉氏から製品の詳細が紹介された。
王氏はまず、「『みんな、あつまる。ひとつになる。』は、弊社が創業以来大切にしてきた言葉です。何かを観て笑い、音楽で体が動き、スポーツ観戦で思わず声が出る、そういった体験はひとりで生まれるものではありません。誰かが側にいるから、初めて感動が記憶になります。大好きなものを大画面で観ていると、そこに魔法のように人が集まってきます。その思いのもとに、私たちは色々な製品を作り続けています」と話した。

Aladdin X株式会社 事業統括責任者の王 少偉氏
同社は2018年に初代モデル「poppin Aladdin」を発売、天井の照明用ブラケットに取り付けるだけで大画面が楽しめるというコンセプトが注目を集めた。そこから超短焦点モデルやポータブルプロジェクターとラインナップを充実させ、王氏のいう魔法のような体験を多くのユーザーに提供してきている。今ではAladdin Xシリーズは累計出荷台数が30万台を超えているそうだ。
Aladdin X3 Laser 4Kは、そんな照明一体型3in1プロジェクターの最新モデルで、この形状にレーザー光源と4K解像を搭載するのは技術的にはひじょうに難しかったそうだ。そもそも照明用ブラケットに取り付けるためには本体も重く出来ないが、今回は日亜化学の最新レーザー光源を搭載したことで本体の重さ5kgを実現、放熱の問題もクリアーし、前モデルとほぼ同じ大きさ(若干厚みが増えている)の筐体に収めている。

左が新製品の「Aladdin X3 Laser 4K」で、右は「Aladdin X3」。高さが2cmほど大きくなっている
その進化点は、映像がRGB3色レーザー光源&4K解像度になったこと。この結果、色域もBT.2020の110%に拡大され、より自然な映像が楽しめるようになったそうだ。投写デバイスはDMDで、画素ずらし方式でスクリーン上で4K解像度を再現している。明るさも、「Aladdin X2 Plus」の900ANSIルーメンから1600ANSIルーメンにアップ。ダイナミックコントラスト比も20,000:1をクリアーした。
投写距離は40インチで84cm、80インチが1m46cm、120インチが2m8cmで、6畳のスペースがあれば120インチも余裕で再現できる。打ち込み角は32度で、ズーム/シフト/台形補正機能も備える(いずれもデジタル処理)。
操作用のAladdin OSも進化した。YouTubeやNetflix、TVerといった動画配信サービスはもちろん、30種類以上のオリジナルアプリを独自開発して搭載。子どもの寝かしつけに便利な読み聞かせや、オンラインで参加できる花火大会、旅行ライブといったコンテンツも準備されている。

なおAladdin X3 Laser 4Kはメインソースとしてストリーミングを想定しており、HDMI入力は準備されていない。ゲーム機やレコーダーなどの再生機をつなぎたい場合は、別売のワイヤレスHDMI送信機「Aladdin Connector2」(¥18,800、税込)が必要となる。4K解像度対応なので、画質的にも心配はない。
照明機器としては、明るさ5500ルーメンを実現(従来モデルは3800ルーメン)。14畳のリビングでも不満なく使えるそうだ。もちろん調光・調色も可能だ。
Aladdin X公式キャラクターのポピーも、生成AIを搭載して進化。定型のセリフだけでなく、通常の会話もできるようにもなった。声だけでAladdinXを操作できるAIパートナーとしても使えるそうだ。

別売のワイヤレスHDMI送信機「Aladdin Connector2」
発表会場には、リビングや寝室、暗室を想定した空間が設けられ、それぞれのシチュエーションに応じたコンテンツが上映されていた。暗室空間では前モデル(LED光源/2K解像度)との比較も行われており、その違いは一目瞭然だった。
解像感は2Kと4Kの比較になるので、違いがあるのは当然。東京の夜景を俯瞰したシーンでもビルの窓枠、動物の毛並みの精細感などはまったく違う。さらに印象的だったのは色や輝度の再現で、Aladdin X3 Laser 4Kは花火の映像でもピークがしっかり伸びているし、海岸の映像の海や空の青さ、日差しの強さなども別世界だった(映像モードは『シネマ』)。この違いを知ってしまうと、旧モデルには戻れないだろう。
なおAladdin X3 Laser 4Kは、発売記念価格¥179,800(税込、先行予約)で販売される。加えてAladdin X 3in1プロジェクターのユーザーは特別価格¥149,800(税込、7月31日までの期間限定)で購入できるそうだ。

「Aladdin X3 Laser 4K」のメニュー画面

台形補正機能も搭載しているので、照明ブラケットが部屋の中央にない場合でも、ある程度の補正は可能


