KEFジャパンとサイレントプール ジンは昨日、五感で楽しむ特別な体験イベント「A Sensory Journey —where sound meets gin 音とジンが響き合う、五感の出会い」を開催した。

 香り・味覚・音を通して紡がれるストーリーを、厳選された五感で味わう体験の数々をテーマに、サイレントプール ジンのこだわり抜かれた香りの世界と、KEFが誇るサウンドイノベーションの世界を堪能できるひとときとなっていた。

画像1: 「KEF ✕ サイレントプール ジン」が、新提案イベントを開催。香り・味覚・音を通して紡がれるストーリーを、五感で味わう体験

 サイレントプール蒸溜所は、2014年にロンドンの南西、サリー州アルバリーエステートに位置するサイレントプール湖畔に創業した。この地はノースアンブランド侯爵が所有する私有地で、英国でもっとも美しい田園地帯として知られているそうだ。

 サイレントプール ジンは小麦由来のベーススピリッツ、24種類のボタニカル、そして石灰層で濾過され青く澄んだ湧き水を湛えるサイレントプール湖の水を使用したロンドンドライジン。ヴェイパーインフュージョン(蒸気をくぐらせて風味を抽出する製法)による華やかでロマンチックなアロマと浸漬によって生み出されるコクのある味わいが調和した、香水を思わせるジンとのこと。パッケージには太陽の下で輝く湖をイメージした高級感のあるエメラルドグリーンのボトルが採用されている。

画像2: 「KEF ✕ サイレントプール ジン」が、新提案イベントを開催。香り・味覚・音を通して紡がれるストーリーを、五感で味わう体験

 今回はKEF Music Gallery Tokyoでサイレントプール ジンを味わいながら、KEFスピーカーによる心地良いサウンドを楽しませてもらった。そのひとつとして、3FのThe Extreme Theaterでは、KEFの埋め込みスピーカー「Ci-Reference」シリーズでサイレントプール蒸留所の風景を捉えた映像とともに現地の環境音(蜂の羽音や水音など)も再生され、その開放感、豊かな自然の様子なども擬似体験することができた。

 また2chスピーカーの「Blade」を使い、イギリスのミュージシャン ジェイムス・ブレイクの「ザ・ウィルヘルム・スクリーム」や、ジミー・サックスの楽曲も再生、Bladeならではの楽器の定位感、演奏のステージ感がリアルに楽しめた。

画像3: 「KEF ✕ サイレントプール ジン」が、新提案イベントを開催。香り・味覚・音を通して紡がれるストーリーを、五感で味わう体験

 続いて2Fホールに会場を移し、カクテルとそれに合わせた音楽を楽しもうという企画がスタートした。サイレントプール ジンを使ったマティーニが提供され、それに様々なフレーバーを加えることによる変化を体験するもの。嗅覚、味覚、聴覚がどのように影響しあっているかを確認できる興味深い内容だ。

 イギリスでは、音楽とお酒は切っても切り離せないものと昔から考えられていたそうだ。実際にスコットランドの蒸留所ではスコッチウィスキーを熟成させる間にクラシックやバグパイプの音楽を聞かせて、味をまろやかにするっていうようなことが早くから行われていたそうだ。日本でも同様の試みが始まって久しいが、音楽による空気の振動がウィスキーに与える影響に早くから注目していたことはポイントだろう。

画像4: 「KEF ✕ サイレントプール ジン」が、新提案イベントを開催。香り・味覚・音を通して紡がれるストーリーを、五感で味わう体験

 一方で嗅覚は、人が持っている五感の中で、生存本能として100%働いてる状態で生まれてくる唯一のものだそうだ。それは記憶にも関連しており、サイレントプールではソニックシーズニング(音の調味料)という側面にも着目しているようだ。

 例えば高い音を使った音楽は甘やかなお花のような香りを連想させたり、低音がずんずんした曲はスパイスの香りだったり、苦味を連想させるという。穏やかな音楽は、柔らかさだったり、まろみがある舌触りを強調してくれる働きもあるそうだ。

 参加者の前にはマティーニが並び、その横に置かれたディフューザーから順番に「FLORAL」「CITRUS」「HERBAL」「SPICE」という4種類の香りが、さらにそれに合わせたフィンガーフードも提供された。匂いにつれて、マティーニの味わいがどのように変化するかを味わってくださいというものだ。

画像5: 「KEF ✕ サイレントプール ジン」が、新提案イベントを開催。香り・味覚・音を通して紡がれるストーリーを、五感で味わう体験

 ちなみに各フレーバーに合わせた楽曲もKEFのスタッフによって選ばれ、それがLS50 Wireless II+KC92で再生された。FLORALでは「Chateau」(Angus & Julia Stone)、CITRUSは「Whatis Hip?」(Tower of Power)、HERBALでは「Beyond Beliefs(feat.Panama)」(Ben Bohmer)で、最後のSPICEが「The Race」(Yello)というセレクションで、これも確かにマティーニの味わいに変化を与えていたように感じた。

 最後に4つのフレーバーの中でどれが好きかという質問があり、十数名の参加者の意見はほぼ均等分かれていた。まさに趣味嗜好の世界で、自分の感覚で選べばいいということだろう。ここもオーディオの好みに通じる世界というわけだ(蛇足ながら、個人的にはSPICEが好みだった)。

 オーディオとお酒という切り口のイベントは、その両方を趣味とする者にとってはひじょうに楽しい時間だった。皆さんもサイレントプール ジンとKEFのサウンドで、心地良い時間を楽しんでみてはいかがだろう。

画像6: 「KEF ✕ サイレントプール ジン」が、新提案イベントを開催。香り・味覚・音を通して紡がれるストーリーを、五感で味わう体験

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