アイレックスは、リトアニアのReed製光カートリッジ「Reed SF」(¥2,200,000、税込)と光カートリッジ対応フォノイコライザー「Reed EQ・Reed PS」(¥7,150,000、税込)を10月1日に発売する。

画像1: Reedから、光カートリッジ「Reed SF」と対応フォノイコライザー「Reed EQ・PS」が登場。「Reed SF」は、DS AudioからのOEM供給により実現

 Reed SFは、DS Audio社の内部機構OEM供給により実現した光カートリッジで、DS Audio社のOEM製品としては世界初となる。

 ケーシングは航空機グレードのアルミから削り出してるが、光カートリッジ心臓部を取り付けているボディ部分は様々な素材を比較した結果、HDフェノール樹脂を採用した。アルミに比べ音の減衰速度が約9倍も速いHDフェノールを採用することにより、音楽にまとわりつく付帯音を極限まで排除している。

 カンチレバーにはサファイアを使用。サファイアの特徴であるクリアーな音質は維持しつつ、HDフェノール樹脂との組み合わせにより有機的な音を提供するカートリッジとなっている。

画像2: Reedから、光カートリッジ「Reed SF」と対応フォノイコライザー「Reed EQ・PS」が登場。「Reed SF」は、DS AudioからのOEM供給により実現

 光フォノイコライザーは、電源供給部の「Reed PS」とイコライザー部の「Reed EQ」の二躯体構成を採用。オペアンプはディスクリート構成となっており、部品間のサーマルカプリングが最小限に抑えられるため歪みが少なく、安定して高音質なA級出力段を実現している。

 さらに、パッシブイコライジング回路に高品質のインダクターを使用することで、安定性、一貫性、より直線的な位相応答、そして損失の低減を実現している。

 また、光カートリッジReed SFのLEDへ電源を供給する部分は完全バッテリー方式としてその他の回路と完全に分離することにより、ノイズレベルを下げている。

画像3: Reedから、光カートリッジ「Reed SF」と対応フォノイコライザー「Reed EQ・PS」が登場。「Reed SF」は、DS AudioからのOEM供給により実現

 Reed SF、Reed EQ・Reed PSは10月に開催される東京インターナショナルオーディオショウで展示・実演される予定とのことなので、ぜひアイレックスのブースに足をはこんでいただきたい。

「Reed SF」の主なスペック

●信号出力:光電変換
●チャンネルセパレーション:27dB以上(1kHz)
●出力信号レベル:70mV
●針圧:2.0g〜2.2g(2.1gを推奨)
●針先:マイクロリッジ
●コンプライアンス:12μm/mN
●重量:9.8g

「Reed EQ・Reed PS」の主なスペック

●出力電圧600mV@1kHz(リードSFカートリッジ接続時)
●接続端子:アナログ入力1系統(RCA)、アナログ出力2系統(RCA、XLR)
●ハイパスフィルター:30Hzまたは50Hz
●出力インピーダンス:47Ω
●対応ヘッドホンインピーダンス:32〜600Ω
●寸法/質量:Reed EQ=W330✕H80✕D330mm/5.3kg、Reed PS=W340✕H110✕D330mm/10.7kg

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