ハイセンスは昨日、同社がスポンサーを務めるプロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」のナイトゲームにプレスを招待、同社のプロ野球に対する取り組みを紹介した。

 ハイセンスは2023年にDeNAベイスターズとのスポンサーシップを締結、以来今年で3シーズン目を迎えている。ハイセンスジャパンの本社が川崎市にあることから、同じ神奈川県の企業としてオファーがあったのがきっかけだそうだ。

画像: 「STAR SUITES」バルコニーからの眺め。これだけの人數が送る声援のパワーは半端ではありません

「STAR SUITES」バルコニーからの眺め。これだけの人數が送る声援のパワーは半端ではありません

画像: スタジアムには、歴代のユニフォームを展示するコーナーも。ビジター用とホーム用でデザインはもちろん、スポンサーのロゴ表示も違いがあります

スタジアムには、歴代のユニフォームを展示するコーナーも。ビジター用とホーム用でデザインはもちろん、スポンサーのロゴ表示も違いがあります

画像: 通常販売されているユニフォームにはスポンサーロゴは付いていないそうです。選手と同じにしたいという方のために、お土産コーナーにロゴのワッペンが準備されています

通常販売されているユニフォームにはスポンサーロゴは付いていないそうです。選手と同じにしたいという方のために、お土産コーナーにロゴのワッペンが準備されています

 同社は1969年に創業したコンシューマーエレクトロニクスブランドで、現在は世界66ヵ国に支店を持ち、31ヵ所に研究開発センター、36ヵ所に生産拠点を構えている。2024年度のグループ売上が4.5兆円、テレビ出荷台数世界2位(100V型以上やMini-LEDテレビ出荷台数はそれぞれ世界1位)と高いシェアを誇っている。なお日本でのセールスのメインはテレビが占めているそうだ。

 そんなハイセンスは、日本におけるブランド認知をさらに広げたいと考えており、「その点でスポーツはひじょうに重要な役割を果たします。弊社はグローバルでワールドカップのスポンサーも務めており、スポーツとの親和性は高いと自負しています。日本市場においては、プロ野球は欠かせない存在と考え、横浜DeNAベイスターズ様のスポンサーシップを決定しました」(同社マーケティング部部長 家倉宏太郎さん)という。

 スポンサーとして、選手が着用するユニフォーム(左袖)に同社ロゴが掲載されている他、本拠地である横浜スタジアムでは、マウンド縁に社名が表示され、他にもスコアボードにハイセンスの広告が掲出されている。もうひとつ、リプレイ検証の際にはスコアボードにハイセンスの名前が表示されるとのこと。注目の高い瞬間だけに印象に残るのは間違いない。

画像: 「Hisense ハマスタバトル」の様子。写真が小さくてわかりにくいけど、写真右奥でdianaとお客さんがリレー競争をしています

「Hisense ハマスタバトル」の様子。写真が小さくてわかりにくいけど、写真右奥でdianaとお客さんがリレー競争をしています

画像: こちらは「リプレイ検証」時のスコアボード。中央、左右の掲示板にハイセンスの名前が表示されています

こちらは「リプレイ検証」時のスコアボード。中央、左右の掲示板にハイセンスの名前が表示されています

画像: コンコースに設置されたハイセンスの液晶テレビ。試合の様子や各種情報がディスプレイされていました

コンコースに設置されたハイセンスの液晶テレビ。試合の様子や各種情報がディスプレイされていました

 また横浜スタジアムでの公式戦イニング間イベント(4回裏終了時)として「Hisense ハマスタバトル」も開催、オフィシャルパフォーマンスチームdianaと抽選で選ばれたお客さんとのリレー競争が人気を集めている。

 バックヤードでは、ロッカールームの冷蔵庫もハイセンスが提供したそうで、「選手の皆さんは、試合前にハイセンスの冷蔵庫から飲み物を取り出して飲んでくれているそうです」(家倉さん)とのことだ。他にも横浜スタジアムのユニフォーム洗濯機もハイセンス製品が提供されている。

 観客の目に付くところでは、売店が並んでいるコンコースの天井近くに取り付けられている液晶モニターもすべてハイセンス製で、横浜スタジアム全体で180台以上が設置されている。これらを含めて、スタジアム内では200を超えるハイセンス製品が活躍しているとのことだ。

画像: バルコニーで野球観戦を楽しむ面々。この日は1点を争う好ゲームで、応援にも力が入りました

バルコニーで野球観戦を楽しむ面々。この日は1点を争う好ゲームで、応援にも力が入りました

画像: 「STAR SUITES」にはハイセンスの75インチ液晶テレビも壁掛けされ、こちらでもゲームを観戦できます

「STAR SUITES」にはハイセンスの75インチ液晶テレビも壁掛けされ、こちらでもゲームを観戦できます

画像: 試合終了直後のグランドには、「VICTORY」の文字も

試合終了直後のグランドには、「VICTORY」の文字も

 「私たちは、家電製品を通じて横浜DeNAベイスターズの選手を応援したいという思いを持ち、さまざまな形でサポートさせていただいています。定期的に球団の皆さまとミーティングを行い、『何かお困りのことはありませんか』と常に耳を傾けながら、より良い形でご支援できるよう努めています」と家倉さんは話す。

 実は今回の説明会は、横浜スタジアムの「STAR SUITES」で開催されており、プレスの面々もめったに入ることができない空間に感動することしきり。ちなみにこの部屋に設置されている75インチテレビもハイセンス製。一息つきたいときは冷房の効いた室内の75インチテレビで中継を見て、盛り上がってきたらバルコニーに出て声援を送るという、ファンにとっては夢のような体験もさせてもらっている。

 その感動具合は、現場にご一緒いただいた潮 晴男さん(実はスポーツ鑑賞好き)がリポートしてくれているので、そちらをお読みいただきたい。 (取材・文・撮影:泉 哲也)

リアルな球場の盛り上がりは、とんでもなかった! 潮さんもノリノリで応援

 ナイトゲームの観戦に横浜DeNAベイスターズの本拠地、横浜スタジアムに出かけた。対戦相手は広島カープだ。ぼくは熱狂的なプロ野球ファンではないが、それでも好カードは気になるし、夏になると高校野球選手権に一喜一憂する。特に同窓の杉本真吾さんがNHKの解説委員をしているので、その声を聴くと懐かしさが甦る。

 横浜スタジアムにはこれまで数回出掛けたことがあるが、いずれも外野席での観戦だった。野球はオープンエアーで肌に風を感じながら、ビールを片手にという古典派なのだが、今回は少し事情が違っていた。というのも一般ゲートからの入場ではなく、専用ゲートから「STAR SUITES」ルームへ直行するという贅沢な扱いだ。取材も兼ねて招待してくれたのは、ハイセンスである。

画像1: 「横浜DeNAベイスターズ」を家電の面から強力にサポート。ハイセンスのスポーツへの取り組みを聖地 ”横浜スタジアム” で体験

 本文中にもあるように、横浜スタジアムにはハイセンスのディスプレイが180台以上設置されている。「STAR SUITES」はもちろん、エントランスからコンコースまで、同社のディスプレイが活躍しているが、これらの製品は贈呈ではなく、性能を評価されての導入だそうだ。ただし、ロッカールームの冷蔵庫やユニフォーム用の洗濯機などは選手の活躍をサポートしたいとの思いから贈呈されたという。こうしてハイセンスは日本のプロ野球の振興に貢献しているというわけだ。

 「STAR SUITES」からの観戦は初体験だったが、まさに贅沢ここに極まれりだ。特にバルコニーから俯瞰する眺めは別格だった。応援の熱気もダイレクトに伝わってくるし、歓声もはっきりと聴こえる。また室内に戻れば涼しい環境で一息つけるという、願ってもない空間である。

画像2: 「横浜DeNAベイスターズ」を家電の面から強力にサポート。ハイセンスのスポーツへの取り組みを聖地 ”横浜スタジアム” で体験

 当日は1点を争う接戦だったが、DeNAベイスターズが勝利したことで、場内の雰囲気は最高潮に達した。その興奮度合いはすさまじく、さすがに自宅に大型テレビとサラウンドシステムがあったとしても、ここで味わった臨場感には勝てないと改めて思った。3階のバルコニー席から観る試合風景は、音も映像もそれほど圧倒的だったのである。

 スポンサードは継続してこそ、ブランドイメージの浸透を図ることができるし、積極的なパブリシティ活動がさらなる知名度のアップにつながる。そうなればDeNAベイスターズをサポートするハイセンスを、応援してくれるファンももっと増えることだろう。頑張れベイスターズ、頑張れハイセンス。(潮 晴男)

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