ACOUSTIC REVIVE(アコースティックリヴァイブ)は、天然水晶を使用した “スパイク受けの決定版” を発売した。全世界700個(セットではなく個数)限定とのことだ。
●天然水晶スパイク受け:QSB-3810 ¥77,000(3個セット、税別)、¥88,000(4個セット、税別)
オーディオ機器やスピーカーのスパイクは本来、スパイク受けを使わずに直接台座に挿すことで点支持の効果を発揮する。しかし、直接スパイクを挿すことは床やラックの棚板などを傷つけるため、躊躇してしまう方も多いだろう。一方で傷防止のためにスパイク受けを使うと、そのスパイク受けの素材独自の音色や癖が乗ってしまい、音質が変化してしまうことになる。
新製品のQSB-3810は、希少な天然水晶の結晶から削り出したスパイク受けだ。天然水晶は共振周波数が人間の可聴帯域の遥か先にあるので、素材の音色が発生しないため、自然で生々しい、かつ瑞々しく艶やかな音色と質感で音楽を楽しむことができるそうだ。
その天然水晶は、1mm成長するのに100万年の歳月がかかるとも言われている。直径38mm×高さ10mm/重さ約30gというQSB-3810を削り出すための水晶の結晶は、途方もない長い歳月によって形成されているわけだ。なお、QSB-3810にはクラックや不純物が入っていることもあるが、これは天然素材の証だそうだ。
スパイク受け部分は直径18mm×深さ3mmで、ほとんどのスパイクを設置できるはず。ただし、天然水晶の硬度は高い一方で、鋭角的な強い力にはきわめて弱いため、接地時にはスパイクを強く当てないよう、また高い位置から落としたりしないように注意していただきたい。


