ACOUSTIC REVIVE(アコースティックリヴァイブ)は、ネットワークオーディオ再生をグレードアップできる高品質LANケーブルを2モデル発売する。そのラインナップは以下の通り。
●4分割LANケーブル:LAN-QUADRANT-TripleC-WB ¥114,000(0.5m、税別)、¥148,000(1m、税別)※長さの特注は+50cmあたり¥68,000(税別)
●LANケーブル:R-AL1-AS ¥24,000円(0.5m、税別)、¥27,000円(1m、税別)※長さの特注は+50cmあたり¥5,000(税別)
「LAN-QUADRANT-TripleC-WB」は、実用新案取得の4分割構造で導体間の干渉を解決できるLANケーブルだ。
LANケーブルは、2芯1対のケーブルが4組、合計8本の導体がケーブル内を通っている。この8本の導体がエイリアンクロストークと呼ばれる干渉を起こし、デジタル伝送における最大の音質劣化要因であるジッターなどの発生につながっている。カテゴリー6の十字介在や、カテゴリー7の2芯1対それぞれにシールドを施す処置でも、導体間干渉の根本的な問題は解決できなかった。
新製品のLAN-QUADRANT-TripleC-WBは、2芯シールドケーブルを4本使用する実用新案取得の4分割構造により、導体間の干渉を完全に回避することに成功、伝送スピードの向上やジッターの低減を実現している。
さらにLAN-QUADRANT-TrpleC-WBは、通常のLANケーブルを単に4分割したのではなく、導体には音響専用鍛造導体PC-TripleCを、絶縁材には比誘電率と誘電正接に優れたテフロン、介在には静電気の発生を防止する天然シルクを採用、シースには貴陽石とトルマリンを含浸させて帯電を防止している。加えて、LAN(RJ45)端子にはテレガードナーの最高級金メッキバージョンを採用するなど、伝送特性と音質を高めるための高品質パーツがフル投入されている。
もうひとつ、PC-Triple Cの導体直径を、前モデル「LAN-QUADRANT-TripleC」の約0.5mmから約1mmに太くしている。これに伴い、表皮効果による周波数特性を高域・低域方向ともに広げることに成功した。それでいてケーブル自体の取り回しは硬くて太い1本構造のLANケーブルよりも柔軟性を確保できている。

「R-AL1-AS」
LANケーブルの「R-AL1-AS」は、導体にPC-TripleC単線を使用した、“真のオーディオ用” を謳う製品だ。比誘電率と誘電正接に優れたテフロン絶縁(介在に天然シルクを採用)、オーディオ帯域のノイズ遮断特性に優れた銅箔シールド、ケーブル表面の帯電防止効果を発揮する貴陽石トルマリン含浸シースなどの贅を尽くした部材と構造により、400m先でも特性が変わらない別次元のクォリティを実現したとのことだ。


