【HiVi夏のベストバイ2025】ヘッドホンアンプ部門1（20万円未満[税込22万円未満])

ヘッドホンアンプは、アナログ接続のみのタイプと、D/Aコンバーター機能を内蔵するタイプの2通りのモデルが対象。前出のD/Aコンバーター部門と重複するモデルもあるが、こちらはヘッドホンアンプとしての評価をしている。分類価格帯は本体20万円未満、20万円以上の2段階とした

第1位：フィーオ K17

オープン価格（実勢価格16万5,000円前後）

明晰で、クリアーにして透明度の高い音を再生するヘッドホンアンプだ。ヴォーカルの音像が明瞭、伸びが鮮やかで、質感的な粒立ちも細やか。ピアノ協奏曲では、ピアノの躍動と煌めきが印象的だ。豊かなホールトーンの中で、ピアノの音像も明確。しなやかな弦も素敵。（麻倉）

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第2位：ハイファイマン GoldenWave SERENADE

¥196,900 税込

オリジナルのDAC回路「ヒマラヤPROR2R DAC」に、ディスクリート構成クラスAアンプを組み合わせたモデル。シンプルなパネルフェイスだが4Pバランスにも対応するなど、本格的な設計。タブレット等からのストリーミング再生にも対応するなど、多機能性が嬉しい。（小原）

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第3位：フィーオ K9 AKM

オープン価格（実勢価格8万9,100円前後）

AKM（旭化成エレクトロニクス）製のデジタル/アナログ分離型DAC ICを投入し、DAC部からアンプ部までの完全バランス設計を実現したこだわりの据え置き型ヘッドホンアンプ。重量感を伴なった濃密なサウンドが持ち味。中低域がどっしりと落ち着いて、しかも俊敏に躍動する。（藤原）

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第3位：フィーオ K11 R2R

オープン価格（実勢価格2万9,700円前後）

エントリークラスのモデルながら、R2RというこだわりのDAC回路を内蔵するなど本格的な作りのヘッドホンアンプ。このクラスの製品にしては珍しく演出感の少ないスムーズなサウンドを再現する。使い勝手にも優れたモデルだ。（潮）

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