原案・脚本・監督 押井 守、原案・アートディレクション 天野喜孝という豪華布陣で制作された伝説のアニメ『天使のたまご』が、カンヌ国際映画祭のクラシック部門で上映された。今回は35mmフィルム原版から4Kリマスターし、ドルビーアトモスのリミックスも施されたという。さらにそこではソニーが開発した音源分離技術も使われている。今回は、本作のドルビーアトモス化を手掛けた音響監督の若林和弘さん、ソニーPCL株式会社 喜多真一さん、ソニーグループ株式会社 高橋秀介さんを直撃、モノーラル音源からいかにしてドルビーアトモスリミックスを行なったのかについてインタビューをお願いした。(取材・まとめ:泉 哲也)

『天使のたまご4Kリマスター』
●11月14日(金)ドルビーシネマ先行公開、11月21日(金)全国順次公開
●提供:徳間書店、配給:ポニーキャニオン

 1985年12月にOVA発売/限定公開された作品。数々の名作アニメを送り出してきた押井監督が、世界的なイラストレーターとして活躍する天野喜孝と共に幻想的な異世界を描き出した。限りなくモノトーンに近い色彩、ごくわずかの台詞、異例の長回し、通常のアニメーションの約3分の1という少ないカット数(約400カット)といった禁欲的なスタイルで全篇を貫き、すべての押井作品の底に流れる「自己存在への懐疑」というテーマが映し出される。

画像1: 押井守監督の『天使のたまご 4Kリマスター』が、カンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映された。ソニーの音源分離技術を活用して作られたドルビーアトモス音声の制作裏話を担当者に聞く!

●あらすじ
 水没した都市の中で、たまごを抱き続ける少女。彼女は、それが天使のたまごであると信じていた。奇怪な戦車から降り立った、巨大な銃を抱えた少年。彼は、夢で見た “鳥” を探していた。廃墟のような街で、ふたりの間にはほのかな共感が芽生えたかに見えたが、ある晩、少年は少女のたまごを砕いてしまう--。

●オリジナルスタッフ
製作:徳間康快、企画:山下辰巳、尾形英夫、原案:押井守/天野喜孝(アニメージュ文庫『天使のたまご』より)、プロデューサー:三浦光紀/和田豊/小林正夫/長谷川洋、監督・脚本:押井守、アートディレクション:天野喜孝、美術監督・レイアウト監修:小林七郎、作画監督:名倉靖博、作曲:菅野由弘、音楽監督:菅野由弘、音響監督:斯波重治、撮影監督:杉村重郎、編集:森田清次、アニメーション制作:スタジオディーン
●キャスト
少年:根津甚八、少女:兵藤まこ

●4Kリマスター版スタッフ
総監修:押井 守、カラリスト:山口 登 音響設計監修:若林和弘 音響効果補修:山田香織、デジタルレストア:新井陽子、中村謙介、山高栄志、小野寺但馬、フィルムスキャニング:高橋守朗 フィルム準備:堀内 藍、アーカイブコーディネート:水戸遼平、宮本真緒 サウンドエディター:喜多真一、谷口舞、サウンドセパレーション:高橋秀介、平野将人、長島千尋、光藤祐基、Giorgio Fabbro、Stefan Uhlich、ダビングコーディネート:植竹なつき、末永翔太

——『天使のたまご』が40年ぶりに劇場公開されることになりました(日本公開は11月14日)。しかも4K/ドルビーアトモスでの上映とのことです。そこで本日は、モノーラル作品がどのようにしてドルビーアトモスに生まれ変わったのかについてうかがいたいと思っています。

喜多 押井監督の作品としても伝説的なタイトルですので、このタイミングで何かできませんかという相談を徳間書店さんからいただいたのがきっかけです。音声について若林さんに作業をお願いするのは大前提でしたが、ドルビーアトモス化するといったことまでは決まっていませんでした。

高橋 若林さんに参加していただいてから、どんなレストアが相応しいかについて相談しました。最終的にドルビーアトモスを採用すると決めたのは徳間書店さんの意向でした。

——今回は、ソニーの音源分離技術を使ってドルビーアトモスにミックスし直したことも話題になっています。この技術については、既に『アラビアのロレンス』のブルーレイなどでも採用されていましたが、今回も同じアルゴリズムが使われていると考えていいのでしょうか。

高橋 音源分離の開発の経緯や、コンペティションでの1位獲得、『アラビアのロレンス』での音源分離の利用に関しては、以前の記事にも取り上げていただきましたが( https://online.stereosound.co.jp/_ct/17424582 )、それ以降も継続して性能改善に取り組んでいます。最新の分離アーキテクチャの導入や、ソニーグループ内のデータの活用などにより、当時と比べると性能は大幅に改善しています。コンペティションに関しては、現在は参加する側から運営する側に立場を移し、業界全体の技術水準向上を推進しています。

喜多 『天使のたまご』のブルーレイが発売された時に、疑似ステレオ化した音源が制作されていました。そのデジタルデータが残っていましたので、今回はそれを若林さんに確認していただいたうえで、音源分離用のマスターに使っています。

画像: ソニーPCL株式会社 コンテンツサービス部門 プロダクションサービス部 ポストプロダクション1課 サウンドスーパーバイザー 喜多真一さん

ソニーPCL株式会社 コンテンツサービス部門 プロダクションサービス部 ポストプロダクション1課 サウンドスーパーバイザー 喜多真一さん

——リリースを拝見すると、AIを使って元の音源をセリフと効果音、BGMの3種類に分けたとのことでした。先程試写会で本編を拝見しましたが、ピアノやコーラスが綺麗にセパレートして聴こえてきた印象があります。

喜多 ありがとうございます。ただ、実際はそこまで細かく分離できたわけではないんです。

若林 音楽に関しては、音源分離した素材ではなく、サウンドトラックのデータを使っています。

喜多 音の素材として、セリフと効果音は本編データしか残っていませんでした。このふたつについては音源分離で取り出したものを使い、音楽はサウンドトラックの方が状態がよかったので、それを使った方がいいだろうということになりました。

若林 といっても、本編でもサントラがそのまま使われているわけではないので、できるだけ同じものになるように、色々工夫をしています。

 あくまで想像ですが、現場の職人技で編集し仕上げたと思われる曲もあり、それはサウンドトラックには入っていませんでした。複数のレコーダーで個々の音楽を再生、調整卓上へ音を出し、いくつかの曲をつないでアレンジしていたようでしたので、耳コピで元の曲を探して再現しました。

高橋 そこは音源分離では対応できなかったところです。最初、音楽の中から音楽を抜いてくださいという相談をいただいんですが、なかなかうまくいきませんでした。

喜多 そこまで複雑な作業をしているということは、ここは押井監督がこだわられたシーンということですよね。となると、中途半端なことはできませんでした。

——音源分離の作業はスムーズに進んだんですか?

高橋 今回は、最初にセリフと効果音、音楽に分けたものを若林さんや喜多さんに聞いてもらって、それについてのフィードバックをいただき、問題点を解決していくというやり方で進めていきました。その過程で効果音をもっと細分化したいというリクエストをいただきました。

 効果音をまとめたトラックとして取り出すだけではなく、足音なら足音といった具合にさらに細かく分けて、それぞれ素材化していくということにチャレンジしています。そこについても、今回はうまく分類できたと考えています。

 セリフの抽出に関しても、たくさんのAIモデルを準備しています。弊社では感情的な音声に強いモデル、ナレーションのような平坦なトーンが得意なモデルなど、特色があるAIモデルを多数持っています。今回の作品では、このシーンにはこの音源分離モデルといった具合に使い分けました。

 まずは我々の方でベストと思われるAIモデルによる分離を行い、その結果に対してここがうまくいっていないようですといったフィードバックをもらいました。その要望に合わせて別のモデルを試したり、組み合わせることで分離クオリティを上げたりしました。今回は、ソニーの音源分離技術の強みである多様なAIモデルを使いこなすことで、『天使のたまご』に最適な分離を実現できたと思います。

画像: ソニーグループ株式会社 デジタル&テクノロジープラットフォーム Advanced Technology AI技術部門 クリエイティブAI開発部 担当部長 高橋秀介さん

ソニーグループ株式会社 デジタル&テクノロジープラットフォーム Advanced Technology AI技術部門 クリエイティブAI開発部 担当部長 高橋秀介さん

——フィードバックというのは、高橋さんが分離した素材を若林さんや喜多さんに渡して確認してもらったということですか?

喜多 若林さんに届ける手前で、私の判断でこれだと分離の精度が甘いので、もうちょっとセリフの分離度を上げてください、効果音のロールとしての精度を上げてくださいといったフィードバックをしています。

高橋 セリフがどれくらい聞き取りやすいか、効果音では音楽が漏れ込んでいないかということが大事でした。最後に聴いていただくのが若林さんですから、甘いものは出せないと思っていたんです(笑)。

——今回の音源分離作業で難しかったシーンはどこだったのでしょう?

高橋 冒頭の太陽が沈むシーンと、最後の昇ってくるシーンが大変でしたね。音楽の中の盛大な打楽器音と、大きい物体が動く効果音の識別がAIには難しかったようで、打楽器が効果音として、効果音が音楽として分類されるといった現象が起きてしまいました。

若林 音楽と効果音が重なっている部分もありますので、そこについても頑張って区分してもらいました。今回のリマスターについては、オリジナルから作品の印象を変えないで欲しいという意向がありましたので、どうしても音源分離がうまくいかない部分については、できるだけオリジナルに近い音、ないしは酷似した音でカバーするという形で進めました。

喜多 他にも、音源分離ではセリフとヒスノイズは綺麗に分離できますが、『天使のたまご』については、ベースノイズがほとんどないのでヒスノイズを残した方がいいよね、というお話を若林さんとさせていただきました。

若林 今回は、敢えてヒスノイズを全体に残しています。そうしないと、効果音のあるシーンではヒスノイズが聞こえて、セリフだけのシーンではいきなり背景音がなくなってしまう。なのでシーンによって音の印象が変わらなようにオリジナルを踏襲しつつ、実際にはかなり違和感がでないように作り込んでいます。

喜多 セリフに関して若林さんからも指摘があったのですが、「あなたはだあれ?」というセリフの最後の「れ」の音が聞こえませんでした。そのため、この部分は別途音源分離作業をしてもらいました。

高橋 そこについても、どのAIモデルを使って、どういう組合せにしたら一番うまく分離できるかを検討しました。

若林 同じセリフを別のシーンで話しているので、それを使っていいですかと徳間書店さんに相談したんですが、やはりオリジナル音声を尊重したいとのことでした(笑)。ですので、なんとか音源分離してくださいとお願いしたのです。

画像: 音響を担当された若林和弘さん

音響を担当された若林和弘さん

喜多 そもそもセリフの少ない作品だから、見た人も気がついてしまいますよね(笑)。

——音源分離作業に要した時間はどれくらいだったのでしょう?

喜多 音源分離だけをやっていたわけではありませんが、2024年の1月初頭にスタートして、3月には若林さんに素材をお渡しできましたので、3ヵ月ほどだったと思います。

高橋 映画作品向けの音源分離では、開発者自身ではどこまで分離していいのか、どれくらい消し残しがあっていいのかについては判断できません。『天使のたまご』では、そこについて若林さんや喜多さんから細かなフィードバックをもらいながら、こういう風に改良した方がいいだろうといった具合に改善を進めることができました。

——音の素材が揃ったら、いよいよドルビーアトモスのミックスになるわけですが、そこで苦労したことはあったのでしょうか?

若林 音を全部作り変えていいということであれば色々なこともできるんですが、『天使のたまご』ではオリジナルを生かすことが大前提ですので、天井スピーカーをどう使うかなども難しかったですね。

 今回はもともとのモノーラル音声がより深くなり、広がりがあるという形を目指していきました。移動感よりは、音場を広げていくことを狙ったと言ったらいいでしょうか。リア側からフロント側に、フロント側からリア側にといった移動感の演出も多少やってはいますが、やりすぎると印象が変わってしまうので、さりげなく使いました(笑)。

喜多 ドルビーアトモスでミックスするとなると、どうしても派手にやりたくなるので(笑)。しかし『天使のたまご』では、派手にやりすぎると画と音が乖離してしまうことがわかっていたので、若林さんとそのバランスを相談しました。

若林 喜多さんから提案いただいた演出方法については、前後のシーンや場所を判断し、生かせられるものは生かしながら、オリジナルと表現が変わってくる部分は我慢していただきました(笑)。

喜多 この作品は、じっくり腰を据えて見るような画作りがされていて、移動感を強調するようなカットはないんです。これに合わせるとなると、音をあまり動かすわけにはいきませんでした。

若林 当時の演出を残した上で、ドルビーアトモスを活かしてどれだけ空間を広げられるかに配慮しています。もちろん、全編通して見た時にもストーリーの印象は変えないようにしなきゃいけないと考えました。最終段階で押井さんにもご覧いただいています。

喜多 最後のダビングの際に、押井監督から1ヵ所だけ調整してみようか、という提案をいただきました。冒頭の「あなたはだあれ?」という少女のセリフが、オリジナルのモノーラルではリバーブもなくドライな音で大きめに出るのですが、ここをもっと広げて欲しいというお話でした。

画像2: 押井守監督の『天使のたまご 4Kリマスター』が、カンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映された。ソニーの音源分離技術を活用して作られたドルビーアトモス音声の制作裏話を担当者に聞く!

若林 せっかくなら、セリフを響かせてより印象づけたいという狙いだったと思います。そこで、ドルビーアトモス版ではセリフにアンビエンスを追加しています。

喜多 オリジナルのドライな声のイメージもありますので、センター成分はほぼいじらずに、周りにリバーブを追加することでドルビーアトモスとして全体に広がるようにしました。

若林 オリジナルのイメージからはみ出ないようにと考えると、細かいことを色々とやるしかないんですよ(笑)。

——その他に苦労した作業はあったのでしょうか?

若林 ドルビーアトモスでは、迫力を出せるツールもあるんですが、それをどう活用するかは工夫しました。ドルビーアトモスだからこうしようではなく、こういった作品だからドルビーアトモスをこう使おうといった発想でやらせてもらいました。

喜多 オリジナルは当時のモノーラル音声なので、ダイナミックレンジが狭い中で表現されています。でも本当はこれくらいのスケール感で音場を作りたかったのだろうと感じるシーンもありました。今回は、冒頭の太陽が沈むシーンや戦車のカットなどで、敢えてサブウーファーを使いました。これらのドカーンとくる部分は、押井監督のこだわりの音だと思います。

若林 これらのシーンについては、音自体は変えていませんが、音圧は盛らせてもらっています。

喜多 サブウーファーを追加した箇所について、これだとやりすぎですか? と若林さんに確認しました。すると、「押井さんも喜ぶと思うよ」と言っていただきました。最終的には3ヵ所でサブウーファーを使っています。

——そうだったんですね。もっとサブウーファーが鳴っているように感じました。

若林 LFEとして鳴らしているのはそれくらいです。

喜多 初めて劇場で公開された際には、ローパスフィルターで分けた低音はサブウーファーから再生されていたでしょうから、それに沿った形で低音を処理しています。

——リマスターやレストアされた作品の中には、画と音のバランスがいまいちと感じるものもあります。その意味では『天使のたまご』はひじょうに完成度が高いと感じました。

若林 そう思っていただけたのであれば、嬉しいです。最近の作品を見慣れた人にも、音が薄っぺらい印象にならないよう配慮したつもりです。

喜多 今回は海外での上映が先行して行われるとのことで、海外には押井監督のファンはすごくいっぱいいらっしゃいますので、どんな反響をいただけるかも楽しみです。上映用に5.1ch版も仕上げていますが、できればドルビーアトモスでご覧いただきたいですね。

画像: ダビングスタジオでの作業の様子

ダビングスタジオでの作業の様子

ーードルビーアトモス化が実現できたのも音源分離のおかげですね。

喜多 音源分離を使って『天使のたまご』のような著名な監督の作品をレストアすることができました。そういった形でこの技術に注目いただけたのは嬉しかったですね。

 音源分離の精度はこれからも進化していくでしょうし、『天使のたまご』で、できなかったことについても、今後の課題として高橋さんたちが検討してくれるものと期待しています。

高橋 本作については、うまく分離できた部分もありましたが、すべてのリクエストに応えられたわけではないので、今後も分離の精度を高めていきたいと思っています。

 クリエイターの方々とのやりとりを通して性能を改善していくというのがとても有用ですので、そういう形を今後も生かしていきたいと思います。その意味で、今回皆さんの意見をうかがえてよかったです。

若林 普通のアニメ作品だったら、もっと簡単に音源分離ができると思います。しかし『天使のたまご』の場合、当時の効果音でまかないきれなかった部分を音楽で作っています。例えば水の波紋が広がる効果音も実は作曲家が作った楽曲に含まれた音楽の一部なんです。音楽と効果音の両方で画の印象を再現していこうという狙いがあったのでしょう。その分だけ分離も難しかった。これはソニーさんにとって、かなり厳しいテーマだったと思います。

高橋 そもそもAIでは、ミックスされた音源と、ミックス前の素材を大量に集めて機械学習を行う必要があります。しかし、今集められる素材は最近のものになります。また昔の映画は音響特性も今とは違うので、製作年代によってはミスマッチも出てきてしまいます。それをいかに埋めるかも、これからの課題になってくるでしょう。

——最後に、この部分はじっくり聞いて欲しいといったシーンはありますか?

喜多 う〜ん、どこか1ヵ所というのは難しいですね。せっかくなら全編通して楽しんでいただきたいです。

若林 全部ですね。今回は台本などの資料もなかったですし、当時自分も携わっていない作品ですので、本編映像を見ながらどういう風に音を仕上げていくかの打ち合わせを行いました。幸い自分は押井さんと近しいので、「ここはこういう意味ですよね」と、表現のイメージの意味を再確認することもでき、頑張れました(笑)。

高橋 今回はモノーラル素材を対象に音源分離を行ったので、作業時の音質確認時もモノーラルで聞いていました。なので、初めてソニーPCLのスタジオでドルビーアトモス版を聞いた時に、あの素材がこうなるんだ! と驚きました。

 『天使のたまご』を見るのはドルビーアトモス版が初めてだという方は、これがモノーラル素材から作られたものだとはイメージできないんじゃないでしょうか。それくらい、うまく仕上がっていると思います。その辺りを意識しながら、劇場で楽しんでいただけると嬉しいです。

画像3: 押井守監督の『天使のたまご 4Kリマスター』が、カンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映された。ソニーの音源分離技術を活用して作られたドルビーアトモス音声の制作裏話を担当者に聞く!

©YOSHITAKA AMANO ©押井守・天野喜孝・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ

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