塚本晋也監督による、ミニシアターの魅力を伝える動画「街の小さな映画館」企画の第31回として、大阪・第七藝術劇場/シアターセブンの動画が公開された。

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 「街の小さな映画館」は、2015年の『野火』初公開時に全国劇場行脚を行い、個性あふれるミニシアターの魅力に触れた塚本監督が、お世話になっている映画館を1館ずつ訪れ、ミニシアターの魅力を伝える動画を撮影する企画だ。コロナ禍をきっかけに「未曾有の事態の中格闘していらっしゃるミニシアター」に「エールを送らせていただきたい」との思いから始まった。劇場とのアポ取りから撮影・編集・YouTubeへのアップまで塚本監督自身が単独で行い、ロゴとイラストも描きおろしている。

 大阪の第七藝術劇場とシアターセブンは淀川区十三のサンポードシティビル内に構える姉妹館。イタリアの映画評論家リッチョット・カニュードの「映画が7番目の芸術」という言葉を名前に冠した第七藝術劇場はドキュメンタリーを中心に骨太な作品を上映。“ナナゲイ” の愛称で親しまれている。シアターセブンは若手作家のインディーズ映画に積極的に門戸を開き、映画のみならず多様な文化を発信するイベントスペースの顔を持つ。

 公開された動画では、ナナゲイロビーに設けられた古本コーナーやギャラリースペース、個性の異なるふたつの劇場のシアターなどを辿る。インタビューでは第七藝術劇場・支配人の小坂誠氏とシアターセブン・支配人の菅野健太氏がそれぞれの劇場の特徴と関係性、2館で連携することで広がる可能性、映画館という「場」について語る。

【塚本監督から第七藝術劇場/シアターセブンへのコメント】

渋い鋼鉄の扉を開けると、第七藝術劇場があります。こちらではドキュメンタリーを。
別階のシアターセブンでは、監督が強い気持ちで作った自主制作映画が多く上映されます。こういう映画館があるから、自分が作るような映画にも上映の機会があるのだと、改めて感謝。多くの自主映画作家にチャンスを与えてくれる大事な映画館です。

「街の小さな映画館」第31回 第七藝術劇場/シアターセブン
第七藝術劇場
●住所:大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ6F TEL:06-6302-2073●座席数:93席 https://www.nanagei.com/
シアターセブン
●住所:大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5F TEL:06-4862-7733●座席数:BOX1・60席、BOX2・36席 https://www.theater-seven.com/

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