ホワット･ライズ･ビニース【世界映画Hakken伝 from HiVi】

海外盤発売情報
米国盤『ホワット･ライズ･ビニース』2025年5月6日リリース

WHAT LIES BENEATH - 4K UHD BLU-RAY with DOLBY VISION
4K DIGITAL RESTORATION

シャウト･ファクトリーから届いた4K UHD BLU-RAY『ホワット･ライズ･ビニース』（2000／25周年記念）リリース･アナウンス。撮影監督ドン･バージェス最終承認、ユニバーサル提供による35mmオリジナルカメラネガからの最新4Kデジタルレストア／HDRグレード･マスター採用。HDRはHDR10とドルビービジョンHDRをサポート。

葬られた""何かが、いる。この下に･･･
オスカー監督ロバート･ゼメキスが、ハリソン･フォードとミシェル･ファイファーを主演に迎えて贈るスーパーナチュラル･スリラー。元チェロリストのクレアは、夫であるノーマン･スペンサー博士の研究のために、1年前に愛娘を連れてバーモント州の湖畔の家に越してきた。大学進学で寮生活をすることになった娘を送り出し、彼女はふたたびノーマンとふたりだけの生活を始めることに。隣の邸宅には3週間前に夫婦が引っ越してきていたが、クレアは言い争いを繰り返す夫婦が気になり、垣根越しに隣家を覗き見るようになる。雷雨の夜、クレアは隣家の夫が大きな荷物を車に積んで運び出す様子を目撃。夫による妻の殺害を予感したクレアは、ことの次第をノーマンに話すも一笑に付される始末。ところがそれ以来、クレアの周囲で説明のつかない怪異が起こり始め･･･。原題の「WHAT LIES BENEATH」はダブルミーニング。 ひとつは「なにがその下に横たわっているか」、一方で「どのような嘘が隠されているのか」という意味を持つ。

撮影は『フォレスト･ガンプ／一期一会』などのゼメキス作品や『スパイダーマン』『42 世界を変えた男』で知られるドン･バージェス。パナビジョン･パナフレックス／35mmアナモフィック撮影。VFXスーパバイザーは『タイタニック』『ヒューゴの不思議な発明』『ジャングル･ブック』でオスカー受賞のロバート･レガート、特殊メイクアップはスタン･ウィンストン･スタジオ。音楽は『バック･トゥ･ザ･フューチャー』『アビス』のアラン･シルヴェストリ。音響エンジニアは『ライトスタッフ』『Mr.インクレディブル』でオスカーに輝くランディ･トム（サウンドデザイン／リレコーディングミキサー）『ドラキュラ（1992）』『フォレスト･ガンプ／一期一会』のデニス･サンズ（リレコーディングミキサー）ほかスカイウォーカーサウンドの面々。

SPECIAL FEATURES

DISC ONE（4K UHD）:

DISC TWO (BLU-RAY):

草稿はオスカー受賞経験のあるドキュメンタリー映画監督サラ･ケルノチャンによるもの。超常現象に関する彼女の体験を基にしたコメディタッチのファンタジーであったが、1995年に映画化権を取得したドリームワークスは俳優でもあるクラーク･グレッグ（のちにマーベルのエージェント･コールソン役でブレイク）に脚本改訂を依頼。ファンタジーからスリラーへと改訂された脚本は、1998年にスティーヴン･スピルバーグから友人でもある監督ロバート･ゼメキスに渡された。本作のプリプロダクション期間に監督作『キャスト･アウェイ』がクランクインしたゼメキスは、トム･ハンクスが減量して髭を生やすために設けされた製作休止期間を利用し、本作の撮影を行っている。以前からスリラーやサスペンス映画を作りたかったと語っていたゼメキスは、ヒッチコック作品を意識しすぎるぐらい意識して演出に臨み、カメラワークから音楽に至るまでそのエピゴーネンぶりを披露している。

FILM & DISC SPECS

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バックナンバー：2025年5月のクライテリオン