冬のヘッドフォン祭りmini2025の605号室、テクニクスブースでは、1月末に発売されたばかりの完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ100」(市場想定価格¥39,600前後、税込)を展示、磁性流体ドライバーを搭載した完全ワイヤレスイヤホンということでも話題を集めたモデルだ。事前の評判も高かったこともあり、そのサウンドを体験したいという来場者が試聴の列を作っていた。

画像: 磁性流体ドライバーを搭載した完全ワイヤレスイヤホン、EAH-AZ100

磁性流体ドライバーを搭載した完全ワイヤレスイヤホン、EAH-AZ100

 エミライでは、デスクトップ用途を意識したシステムを複数セットし、ヘッドホンで落ち着いて音楽を楽しむ体験を提供していた。

 主なシステムは、FIIOのネットワークストリーマー「R9」(市場想定価格¥269,940前後)やWiiM「WiiM Ultra」(市場想定価格¥66,000前後)、USB DAC内蔵ヘッドホンアンプFIIO「K17」(参考出品)、ifi「Pro iDSD Signature」(市場想定価格¥550,000前後)で、これらにヘッドホンのFIIO「FT1 Beech」(市場想定価格¥28,600前後)などを組み合わせていた。

画像: FIIOのネットワークストリーマー「R9」(中央)やUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプFIIO「K17」(右)もセットされていた

FIIOのネットワークストリーマー「R9」(中央)やUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプFIIO「K17」(右)もセットされていた

画像: WiiM「WiiM Ultra」(写真奥、中央)や、ifi「Pro iDSD Signature」(写真奥、右)

WiiM「WiiM Ultra」(写真奥、中央)や、ifi「Pro iDSD Signature」(写真奥、右)

 アユートブースには、Astell&Kernの新製品DAP「A&ultima SP3000M Copper Nickel」(¥495,000、予価、2月中旬発売)が注目の的で、開場直後から試聴希望者が整理券を求めて訪れていた。人気モデルの「SP3000M」をベースに、銅・ニッケル合金の筐体を採用しており、より重量感のある仕上がりとなっている。

画像: A&ultima SP3000M Copper Nickelは、会場でも注目度の高いDAPだった

A&ultima SP3000M Copper Nickelは、会場でも注目度の高いDAPだった

 他にもULTRAZONEの新製品として開放型ヘッドホンの「Signature FUSION Open Back」(¥55,000、予価)や密閉型ヘッドホン「Signature PURE WHITE」(¥33,000、予価)、SENDY AUDIOの開放型ヘッドホン「Aiva 2」(¥88,000、予価)も並んでいた。すべて2月中旬の発売予定とのことだ。

画像: SENDY AUDIOの開放型ヘッドホン「Aiva 2」(写真中央)

SENDY AUDIOの開放型ヘッドホン「Aiva 2」(写真中央)

 606号室では、完実電気ブースのDan Clark Audio「Noire X」(¥187,000、税込)がイベント当日の発売ということもあって、人気を集めていた。本機用に平面磁界ドライバーの第五世代v Planarを新たに開発・搭載している。また独自のチューニング用フィルターAMTS(Acoustic Metamaterial Tuning System)もNoire X用にカスタマイズされているとのことだ。

画像: Dan Clark Audio「Noire X」

Dan Clark Audio「Noire X」

 ホワイエゾーンに展示されていたタイムロードのArchitectura「NanoCore」(¥165,000、税込)と「Nano Bridge」(¥93,500、税込)は、これからストリーミングを始めようという方には要注目のアイテムだ。NanoCoreはRoonでの使用を想定したミュージックスサーバーで、これを設置することで自宅に保存した音源やストリーミングサービスを高音質で楽しめるそうだ。さらにNano Bridgeを追加すれば、自宅内の複数の部屋でRoonを使った音楽再生が楽しめるとのことだ。

画像: Architecturaの「NanoCore」(右)と「Nano Bridge」(左)

Architecturaの「NanoCore」(右)と「Nano Bridge」(左)

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