オーディオテクニカは、世界最大級の楽器見本市「The 2025 NAMM Show」で発表したプロ向けのオープンバックリファレンスヘッドホン「ATH-R70xa」(同社サイト価格¥54,450、税込)、「ATH-R50x」(同社サイト価格¥27,830、税込)を2月14日(金)に発売する。

 ATH-R70xa、ATH-R50xは、トゥルーオープンエアー(真の開放型)オーディオを具現化し、リアルな音場表現を突き詰めた、オープンバックリファレンスヘッドホンの新たなラインナップだ。

 同社のオープンバックヘッドホンは、2015年に発売された「ATH-R70x」に始まり、このモデルはトランスデューサー(変換器)設計における画期的な製品として人気を博した。2017年には、開放型ヘッドホンのフラッグシップとなる「ATH-ADX5000」が登場し、その設計技術をさらに進化させている。そして2024年、開放型ヘッドホンの音体験をさらに多くのリスナーに楽しんでもらえる製品として「ATH-ADX3000」が誕生した。

 これらの製品で受け継がれてきたトゥルーオープンエアーオーディオをプロフェッショナル用途のヘッドホンとして提供するため、既発売の「ATH-R70x」からユーザーエクスペリエンスをさらに向上したATH-R70xaが開発されたという。

画像: 「ATH-R70xa」

「ATH-R70xa」

 そのATH-R70xaは、正確性とディテイル、快適性を極めたモデルとなっている。「R70x」シリーズ専用設計の45mm大口径ドライバーを搭載。50年来培ってきたヘッドホンの設計開発と独自技術で最適化された音響回路により、全音域を正確に再現するという。本体は199g(コードを除く)ときわめて軽量で、リラックスした状態でモニタリングが可能だろう。

 また、新規設計のヘッドバンドとヘッドパッドにより、シンプルさと強度を兼ね備え、長時間の作業でも快適な使い心地を提供してくれる。高いメインテナンス性も備えており、ヘッドパッドとイヤパッド、およびコードの交換が可能だ。

「ATH-R70xa」の主な特長
●プロ用途のオープンバックリファレンスモデル
●全音域を高純度で再現する「R70x」シリーズ専用設計の45mm大口径ドライバーを搭載
●空気の流れをコントロールし、振動板の動きだけで原音再生する開放型の極限を突き詰めたへッドホン
●5Hz〜40kHzまでの周波数帯域をカバー
●ハニカムアルミニウムパンチングメッシュを採用
●ミキシングとマスタリングのための音響設計
●正確で信頼性のあるリファレンスを提供するツール
●プロ用/業務用機での接続を前提としたハイインピーダンス仕様
●新規設計のヘッドバンドとヘッドパッドにより、長時間の作業セッションでも快適
●安心のメンテナンス性
●L/Rの区別なく取り付け可能な独自のデュアルサイド着脱式コード

画像: 「ATH-R50x」

「ATH-R50x」

 ATH-R50xは、ATH-R70xaの音の意匠を継いだ、プロ現場の要求に応えるリファレンスヘッドホン。あらゆる場所で手軽にモニタリングでき、歪みのない正確な音を提供してくれる。重量は207g(コードを除く)で、一日中快適に作業が可能だ。新規設計のヘッドバンドとヘッドパッドを採用しているほか、2.5mmツイストロックコネクタと3.5mm金メッキステレオミニプラグを備えた、取り外し可能な3.0mコードが付属している。

「ATH-R50x」の主な特長
●プロ用途のオープンバックリファレンスモデル
●高磁力マグネットと純鉄製磁気回路を採用した45mm大口径ドライバーを搭載
●5Hz〜40kHzまでの周波数帯域をカバー
●空気の流れをコントロールし、振動板の動きだけで原音再生する開放型の極限を突き詰めたへッドホン
●ハニカムアルミニウムパンチングメッシュを採用
●要求の厳しいオーディオ制作のための音響設計
●モバイル端末やDAP(デジタルオーディオプレーヤー)でのモニタリングにも対応
●安心のメンテナンス性
●着脱可能なバヨネット式ロック機構のコード(1.2m、3.0m)、6.3mmステレオ変換プラグアダプター、キャリングポーチを付属

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