【HiVi冬のベストバイ2024】スクリーン部門

スクリーンこそ、大画面投写映像の肝となるコンポーネントといえる。その意味では再生環境を整えたうえで、プロジェクターの性能をありのまま引き出す思想で作られた「ハイファイ（高忠実度）」指向のスクリーンが1位と2位を獲得。3位のレイロドールは、HDRらしさを積極的に引き出す発想で作られたスクリーンだ

第1位：キクチ Dressty 4K G2

￥440,000（16：9、100インチ電動巻き上げ式）税込

Dressty 4Kの次世代版は、従来からのベース生地に新開発の特殊拡散材を塗布し、さらに2層構造として輝度を向上させた点が新しい。ピークゲインは1.25と明るくなり、広くなった指向特性は半値角75度。価格対満足度という点でも最右翼のスクリーンだろう。（小原）

メーカーサイトへ ＞

関連記事を見る ＞

第2位：スチュワート スタジオテック130 G3

オープン価格（実勢価格165万円前後、16対9、120インチ電動巻き上げ式）

ひところ、スクリーンのゲインは低いほど画質がいい、といわんばかりの風潮があったが、こちらの公称ゲインは1.3だ。マット系だがパール系の要素もあり、投写光の透過損失による明部の減衰を補い、明色の鮮度感、暗部階調、そして精密感が高品位をもたらす。（吉田）

メーカーサイトへ ＞

第3位：オーエス レイロドール

￥484,000（16：9、100インチ電動巻き上げ式）税込

HDR時代に対応し、ゲイン2.7を達成しながらも拡散型に加えて反射型と回帰型の特質も備えたホットスポットの目立ちにくい特性を持つ。より明るい映像ながらも、マットスクリーンに近い自然な質感が得られるので、リビングなどで使いやすい。（鳥居）

メーカーサイトへ ＞

関連記事を見る ＞