Sonosから、同ブランド初のプロフェッショナル向けのスピーカー「Sonos Era 100 Pro」が発表された。2025年1月28日から世界で順次販売される(日本では来春展開予定)。

 インストーラーや専門業者向けのモデルとして、オフィスや住宅空間への設置に最適な機能も搭載した。そのひとつとして、PoE(Power over Ethernet=LANケーブル上で電力を供給する技術)による有線接続を使用し、設置時の安全機能を強化した。また、別売りの「Sonos Era 100 Proサーフェスマウント(天井や壁に取り付ける筒形のスピーカーシステム)」は、様々なレイアウトや用途に合わせた取り付けが可能なカスタム設計となっている。

画像: SONOSが、初のプロフェッショナル向けスピーカー「Sonos Era 100 Pro」を発表。PoEによる電力供給や独自のゾーン機能など、インストールに便利な機能も搭載する。日本では来春登場予定

 さらに、新たなソフトウェア機能である「ゾーン」も導入している。この機能により、複数のスピーカーの接続と操作が容易になり、より広い空間でカスタマイズが可能になるという。ゾーン機能はiOSおよびAndroid向けSonosアプリで利用可能になるそうだ(ソフトウェアアップデートが必要)。

 スピーカー構成は「Sonos Era 100」と同等。角度をつけて設置されたふたつの16mmツイーターと、90.8✕111.9mmカーボン充填ポリプロピレン振動板ウーファーにより、豊かなサウンドを240度の広いエリアに向けて放射してくれる。

Sonos CEO、パトリック・スペンス氏のコメント
 「昨年、ビジネス向けSaaS製品であるSonos Proで20億ドル規模の小規模業務用オーディオ市場に参入したことに続き、今回は専門業者による設置に特化して設計されたSonos初の製品であるSonos Era 100 Proでハードウェアの販売を開始します。当社は、専門業者コミュニティ向けのベストなソリューションを作り出すことに重点を置き、製品、エンジニアリング、販売など、さまざまな業界のエキスパートで構成された強力なチームを構築し、専門的な開発をリードしてきました。世界中のパートナーと協力して、業務用ビジネスをさらに推進し、この市場に必要とされる新しいソリューションの提供に尽力してまいります」

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