サ工クコマースから、PC-Triple C導体を採用したDSオーディオの光カートリッジ用フォノケーブル「SCX-05 Serendipity」を11月8日に発売する。
SCX-05 Serendipity ¥198,000(1.3m、税込)
※特注の場合 ¥231,000(2.0m、税込)、以降0.5mごとに¥22,000(税込)
DSオーディオの光カートリッジは、通常の「SCX-5000」フォノケーブルで伝送すると、信号と電源とが隣同士で伝送されてしまう。そこでSCX-05 Serendipityでは1芯ごとにシールドを施したケーブルを使い、さらに信号は信号、電源は電源との組み合わせでシールドを施して伝送する構造を採用。ノイズの影響を最小限に抑えている。
さらに独自の連続鍛造伸延技術により、結晶粒界を極力減らして結晶を長手方向に連続化させることにより、優れた導通性能を実現したPC-Triple C導体を採用している。この線材とケーブル構造が相まって、ノイズがきわめて少なく、速度の速い信号伝送を可能にしている。その結果、微細な音の再生や音場の奥行きの高さなどの再現を可能にしている。
なおSCX-05 Serendipityは、通常のフォノケーブルとしても使用可能とのことだ。
「SCX-05 Serendipity」の主な特長
●導体は超低歪率ならびに高伝導率という安定した電気的特性を持つPC-Triple C導体を採用
●絶縁体にフッ素樹脂を採用。高速伝送を実現し、比誘電率を下げることにより低域のロス対策も実現
●1本ずつシールドされたケーブルを使用し、ノイズを低減
●信号線同士、電源線同士を銅箔シールドしてノイズ対策も万全
●SAECオリシナルの高精度コレクトチャック構造プラグを採用