メルコシンクレッツは、DELAの新製品「S1」を発売する。ハイエンドオーディオ機器によるネットワークシステム向けに開発したモデルで、RJ-45 LAN 端子と光コネクター(SFP+)を搭載。既に受注を開始しており、11月中旬の出荷を予定している。

S1-X-J(シルバー) ¥1,430,000(税込)
S1-XB-J(ブラック) ¥1,540,000(税込)

画像1: 究極のネットワークスイッチとして開発された、DELA「S1」の受注受付が開始。10 年以上にわたってオーディオ用ネットワークスイッチ市場を創造してきた経験を凝縮したハイエンドモデル

 同社では、ネットワークオーディオ再生におけるスイッチの影響に注目し、2013年頃からバッファローブランドでネットワークスイッチを発売してきた。その後、2019年からDELA ブランドの製品を開発、市場投入している。

 近年の配信サービスの充実などでネットワークオーディオの可能性が高まる中、ストリーミング再生の音質レベルを向上すべく、これまでの製品で会得したノウハウに加え、ミュージックライブラリー「N1」のノウハウも投じたハイエンドモデルとして開発されている。

 主な特長としては、Neutrik 製RJ-45 LANポートを7口、10GbpsのSFP+対応ポートを4口搭載する。近年重要性が高まったSFPポートを搭載することで、様々な製品との組み合わせも可能となっている。

画像2: 究極のネットワークスイッチとして開発された、DELA「S1」の受注受付が開始。10 年以上にわたってオーディオ用ネットワークスイッチ市場を創造してきた経験を凝縮したハイエンドモデル

 さらに全ポートの速度を変更できる前面ボタンを設置。LANポートでは通信速度を1Gbps〜10Mbpsで、SFP+ポートでは10Gbpsと1Gbps を切り替え可能という。通信速度を下げるだけでなく、使っていないポート自体を無効化することで空きポートの影響を排除できるそうだ。

 内部クロックには、N1でも実績のある位相ノイズの小さいクロックを使用。他にも10MHzの外部クロックを接続できる入力端子を搭載している。

 DELAネットワークスイッチとして初のフルサイズ筐体を採用しており、3mmのステンレスシャーシに、四隅ブロックや肉厚のアルミ天板を採用した二重構造の筐体をインシュレータで支持している。

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