Bang & Olufsen(バング & オルフセン)は、同社のサウンド技術とFerrari(フェラーリ)のセンスを融合させたスペシャルエディション「FERRARI COLLECTION(フェラーリ コレクション)」の第2弾を発表した。コレクションは受注生産で、Bang & Olufsenを代表する3アイテム、スピーカー「Beolab 50(ベオラブ 50)」、サウンドバー「Beosound Theatre(ベオサウンド シアター)」、テレビ「Beovision Theatre (ベオヴィジョン シアター)」がラインナップされる。

 デザインにはFerrariに使われているメタリックグレー、Grigio Corsaと印象的なレッドの色合いを組み合わせることで、第1弾で発売されたFerrari初のコレクションとの結びつきも表現している、ということだ。

●Bang & Olufsen CEO, Kristian Tear 氏コメント
 「FerrariとBang & Olufsenの両ブランドは、パフォーマンスを出し続けるために、パワフルな体験をいかに提供できるかを常に追求してきました。第2弾となる同コレクションでは、両ブランドを象徴する素材であるアルミニウムに敬意を表したいと考えました。その結果、イタリアの情熱とデンマークのエレガンスの境界線をまたぐ、先駆的なサウンドとヴィジョンが生まれました」

 Ferrariの車体やBang & Olufsenのスピーカーの骨格に使用されているアルミニウムは、美しさと性能を併せ持つ天然素材。FerrariのユニークなGrigio Corsaカラーを今回のスペシャルエディションで再現できたのは、Bang & Olufsenの自社工場、Factory 5(ファクトリー 5)で培った、アルミニウムの高い専門技術によるという。

 メタリックグレーの色合いは、アルマイト加工とパールブラストを組み合わせたマットな仕上げにより、洗練された美しさを実現。Bang & Olufsenでは初めて、Beolab 50とBeosound TheatreにFerrari車のサイドベントをイメージしたアルミニウム製ラメを採用し、細部へのこだわりとクラフツマンシップを表現。アルミニウムの表面に当たる光の相互作用が柔らかなハイライトを生み出し、両製品の彫刻的なフォルムを引き立てているとしている。

 Beolab 50 Ferrari Editionは、Bang & Olufsenのパワフルなアクティブスピーカーで、先鋭的なオーディオテクノロジーと優美な美しさ、細部にまでこだわったクラフツマンシップが融合した製品。音楽鑑賞でも映画鑑賞でも、バランスの取れた豊かなサウンドを楽しめるように設計されている。ビーム幅が切替可能なアコースティックレンズにより、Beolab 50はユーザー(聴取者)に合わせてサウンドを変化させることが可能。一人で聴くときは、レンズが収縮してダイレクトなサウンドビームを送り、スイートスポットを作り出すことができ、一方、大勢で聴くときは、レンズが開き、部屋いっぱいにサウンドが広がるようになっている。

画像1: BANG & OLUFSEN、Ferrariとコラボした「FERRARI COLLECTION」の第2弾モデル3製品を発表

 さらに、Ferrariの象徴である赤いレーシングラインをイメージした赤いアルマイト仕上げのスプリットラインを本体に入れることにより、去年発売されたFerrariとのファーストコレクションとの視覚的なつながりを表現。スピーカーを柔らかく包み込む漆黒のファブリックに通る1本の赤いラメがプロダクトを象徴的なものにしている。この大胆な赤を使ったデザインのディテイルは、スピーカーの両サイドにある精密に削り出されたGrigio Corsa色アルミニウムのラメとは対照的に、メタリックな輝きで光を反射するよう計算されている。

 Bang & Olufsenのデザインチームは、自社製品の「内面を覗く」ことで、Ferrari車の内部ディテイルを再現し、隠れたデザイン要素を作り出そうと考えたという。Beolab 50のアコースティックレンズが演奏前に力強く上昇するとき、リスナーは鮮明な赤いレンズを見ることになるが、そのレンズのトップカバーには、Bang & OlufsenのロゴとともにFerrariの跳ね馬のロゴがレーザー刻印されている。

 Beosound Theatre Ferrari Editionは、パワフルで洗練されたサウンドバー。Dolby Atmosに対応し、12基のカスタムドライバーを搭載したパワフルで美しいサウンドを楽しめる。Grigio Corsaカラーのアルミニウムで作られ、船の竜骨のような形状の曲線が空気を切り裂くように注目を集める仕組み。ガラストップにはBang & Olufsenのロゴがシルクスクリーン印刷され、レーザー彫刻が施されたFerrariの跳ね馬がアルミニウムの翼から飛び出すように配置されている。

画像2: BANG & OLUFSEN、Ferrariとコラボした「FERRARI COLLECTION」の第2弾モデル3製品を発表

 Beovision Theatre Ferrari Editionは、没入型の映画体験のために作られたサウンドとヴィジョンを一体化させた製品。Dolby Atmosサウンド、4K有機ELスクリーンと、先進のスペックを備えている。スクリーン(画面)は77インチのあり、映画館にいるような体験が可能。金属部はすべてがアルミニウムで製作され、Grigio Corsaカラーでアルマイト加工が施されている。ラメラの背後には、赤のアルマイトが施されたツイーターが影となって輝き、Bang & Olufsen製品のあらゆる要素に込められた思いとクラフツマンシップを表現するデザインにまとめられている。

画像3: BANG & OLUFSEN、Ferrariとコラボした「FERRARI COLLECTION」の第2弾モデル3製品を発表

 電動スタンドとBeoremote One(ベオリモート ワン:リモコン)が、パワーと精度の高いディスプレイを形作る。1枚のアルミニウムから削り出され、完璧な重みを持つGrigio Corsaカラーのリモコンには、Ferrariの跳び馬とBang & Olufsenのロゴがレーザー刻印されており、世界に1つだけのコレクションとして所有する喜びも得られるものに。

画像4: BANG & OLUFSEN、Ferrariとコラボした「FERRARI COLLECTION」の第2弾モデル3製品を発表

 今回発表の新たなFerrariコレクションは、Bang & Olufsen表参道、六本木、伊勢丹新宿にて、受注を実施中。

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