TOP WING Cybersound Groupはアメリカ、SONOREのネットワーク・アタッチト・レシーバー「opticalRendu Deluxe」(¥286,000、税込)を発売した。

 opticalRendu Deluxeは独自OS=Sonicorbiterを搭載したRenduシリーズのラインナップで、SFPポート(光LAN)を搭載した中核モデルとなる。使い方としては、スイッチングハブのSFPポート(非搭載の場合はLAN/光コンバーターなどを介して)と接続し、そこからの音楽信号をUSB Type-A端子からUSB DACに出力するというものだ。

画像: アメリカ、SONOREのネットワーク・アタッチト・レシーバー「opticalRendu Deluxe」が登場。独自OSのアップデートにあわせてハードウェアを最適化し、ノイズフロアーを低減

 そもそも今日のネットワークオーディオで高音質を達成するには、ソフトウェアとCPUを始めとしたハードウェアの連携は欠かせない。Sonicorbiterは、オーディオ再生に特化したOSで、汎用OSとは異なり、軽量かつ一定の負荷で動作することで、ノイズフロアーが低く抑えられているが、いくらソフトウェアが軽量でも、CPU、USB、ネットワーク回路などに最適化できていなければ無駄な処理が発生する。

 今回、Sonicobiter 2.9のアップデートとあわせて、opticalRendu Deluxeのハードウェアを最適化したことで、CPUの処理負荷を抑え、ノイズフロアーを低減させることに成功したという。

 またネットワーク、クロック回路も刷新されている。高い信頼性を誇るBroadcom社製ネットワークICを中軸に据えたことにより、周辺回路も含めてネットワーク回路を全面的に刷新することになったそうだ。さらにその過程で、新たなクロック回路方式、各パーツをつなぐ信頼性の高いパターン設計を発見し、実装した。

 その他、11個の高品質超低ノイズレギュレーター、2個の単一周波数超低ジッターFemtoクロックを採用したオーディオグレードの設計や、の搭載といったフィーチャーは前モデルから継承されている。

「opticalRendu Deluxe」の主なスペック

●OS:SONORE Sonicorbiter 2.9
●接続端子:SFPポート、USB Type-A(Audio Class 2.0準拠)
●対応フォーマット:PCM 44.1kHz〜768kHz、DSD64〜DSD512(Native、DoP)
●対応ネットワークプロトコル:DLNA/OpenHome、Roon RAAT、Spotify Connect、HQ Player NAA
●寸法/質量:W110✕H30✕D112mm/266g

This article is a sponsored article by
''.