ステレオサウンドNo.232の特集1は、10人のオーディオファイルのリスニングルームを、4人のオーディオ評論家が訪ねる「多彩なるオーディオファイルの音世界」です。特集2の「多様化する現代プリメインアンプの世界~前編~」では、25万円未満のプリメインアンプ11機種を徹底試聴。そのほか、3人のオーディオ評論家による導入記や、欧州3つのハイエンドオーディオブランドの訪問記など、ヴァラエティに富んだ内容でお届けします。表紙を飾る製品は、マランツのSACD/CDプレーヤーSACD 10とプリメインアンプMODEL 10です。
特集1
多彩なるオーディオファイルの音世界
十人十様の愉しみ方とその情熱にふれる
オーディオファイルのリスニングルームをオーディオ評論家が訪問し、十人十色の愉しみ方をリポートする訪問企画をお届けします。前半のパート1では、「ベスト・オーディオファイルAGAIN 特別編」として、5人のリスニングルームを3人のオーディオ評論家が訪問。後半のパート2は「オーディオでつながった同好の士を訪ねる」と題し、オーディオ評論家の山本浩司氏がSNSやイベントを通して知りあった5人のオーディオファイルのリスニングルームを訪問します。人の数だけ音があり、音の数だけ愉しみ方があるオーディオの奥深い魅力。みなさんがオーディオをさらに愉しむためのヒントになることでしょう。
特集2
多様化する現代プリメインアンプの世界 前編
試聴で探るアンダー25万円注目11モデルの魅力
特集では本体価格25万円未満のプリメインアンプの徹底試聴テストを行なっています。近年、このジャンルには注目製品が数多く登場しているのと同時に、その形態はかつてないほどヴァリエーションに富み、活況を呈しています。そこで、その魅力を探るべく、今話題の11モデルを一堂に集め、アナログのラインレベル入力の音質はもちろんのこと、LAN接続やUSB接続等のデジタル入力、さらには内蔵フォノイコライザーの音質までを含めて試聴を実施し、使い勝手やデザインを合せてのチェックを行ないました。各製品の魅力や特徴が浮き彫りになっていますので、多くのオーディオファイルに興味を持っていただけるのではないでしょうか。
そのほかの注目記事
①3人のオーディオ評論家による、新たなコンポーネントの「導入記」です。導入に踏み切ったきっかけや熱い想い、実際に使用した感想などついて執筆していただきました。登場する製品は、エソテリックのアナログプレーヤー「Grandioso T1」、テクダスのトーンアーム「Air Force 10」、ヴァルテレのアナログプレーヤー「SG1 PKG」です。
②スロバキアの「カノア・オーディオ」、エストニアの「エステロン」、イタリアの「フランコ・セルブリン」。ヨーロッパのハイエンドオーディオブランドを訪ねた3つの「訪問記」をお送りします。
③ハイエンドミュージックサーバーだけでなく、ネットワーク環境にまつわる周辺機器で知られるタイコ・オーディオを深堀りする「ファイル再生の最高峰 TAIKO AUDIO フルシステムの音を聴く」。
④2024年秋の新着モデル、話題の新製品を徹底試聴する「Exciting Components」と「New Components Review」、および「Special Products Review」。記事内に所定のマークがあるコンポーネントは、ステレオサウンドオンライン「YouTubeチャンネル」の“チャンネルメンバーシップ(月額課金制)”限定の動画コンテンツとして、マイクロフォンで収録した新製品の音をお楽しみいただけます。