ティアック(606)では、夏のヘッドホン祭mini2024開催日(7月27日)に発売となったReferenceシリーズの10MHz専用マスタークロックジェネレーター「CG-10M-X」を使った試聴コーナーを準備していた。

 心臓部となる水晶発振器に恒温槽付水晶発振器「TEAC Reference OCXO」を搭載し、さらに出力バッファーアンプ回路や電源回路をリファインした「X」エディションとなる。

 会場ではUSB DAC/ヘッドホンアンプ「UD-507」とつないでクロックのオン/オフによる音質の変化を体験できるようになっていた。担当者によると、UD-507では入力信号ごとに外部クロックのオン/オフができるが、USB入力だけでなく、同軸などのデジタル入力やBluetooth(!)再生でも外部クロックの効果はあるとのことだった。興味のある方は、ぜひ体験してみていただきたい。

画像: 写真下段が10MHz専用マスタークロックの「CG-10M-X」

写真下段が10MHz専用マスタークロックの「CG-10M-X」

画像: USB DAC/ヘッドホンアンプ「UD-507」と組み合わせてデモを実施

USB DAC/ヘッドホンアンプ「UD-507」と組み合わせてデモを実施

 ブライトーン(605A-605C)は、ZMFのセミポータブルヘッドホン「Bokeh」とEversoloのDAC&ヘッドホンアンプ「DAC-Z8」の組み合わせによる試聴コーナーを準備していた。

 Bokehはエンクロージャーに天然木材を採用したモデルで、液晶ポリマードライバーを採用することでポータブルプレーヤーでもいい音を楽しめる。もちろんヘッドホンアンプと組み合わせればさらなる高音質が手に入るというわけだ。

 一方のDAC-Z8は入力としてUSB Type-C/Bと光/同軸デジタル端子を、出力には6.3mmヘッドホン端子とXLR/RCAアナログ端子を搭載している。今回はこの6.3mmヘッドホン出力にBokehをつないで試聴できるようになっていた。

 同社ブースでは他にもミュージックストリーマー「DMP-A8」「DMP-A6 Master Edition」も並んでいた。こちらはヘッドホン端子は搭載していないが、Amazon MusicやApple Musicのハイレゾストリーミングの再生機能を持ったモデル。さらにPrime Videoも楽しめる(本体ディスプレイ、またはスマホ経由で試聴)など、豊富なソースへの対応力もポイントだ。

画像: 左奥が「DMP-A6 Master Edition」で、右がZMFの「Bokeh」

左奥が「DMP-A6 Master Edition」で、右がZMFの「Bokeh」

画像: USB DAC/ヘッドホンアンプの「DAC-Z8」

USB DAC/ヘッドホンアンプの「DAC-Z8」

 FOCAL(605A-605C)の新製品となる、オープンバックタイプの「HADENYS」と、クローズドバックタイプ「AZURYS」も同社ブースで試聴可能だった(2024年秋の発売を予定)。

 どちらもアルミニウム/マグネシム合金製の40mmユニットをベースに、パッシブタイプのヘッドフォンに合わせて細かくチューニングを施した専用ドライバーを搭載したモデルだ。HADENYSは落ち着いたブラウン、AZURYSは美しいブルーの仕上げが眼を惹く一品だ。

画像: 左が「HADENYS」で、右が「AZURYS」

左が「HADENYS」で、右が「AZURYS」

This article is a sponsored article by
''.