PRIMARE(プライマー)から、9chパワーアンプを登載したAVアンプ「SPA25 Prisma」(¥1,045,000、税込)が登場、5月15日に発売される。カラリングはブラックとチタン。

 SPA25 Prismaは、同社製AVアンプとしては「SPA23」以来の新製品で、使いやすさと多機能を兼ね備えた一体型モデルだ。8chぶんのDACチップ(ESS ES9026PRO)をデュアルで採用し、フロントL/R出力に4chを割り当てて並列駆動する独自のD/A変換回路により、ステレオアンプに負けない能力を実現した。

画像1: ドルビーアトモス、DTS:Xのデコードも可能。プライマーの一体型AVアンプ「SPA25 Prisma」が5月15日に発売。外部パワーアンプとの組み合わせで7.1.4の再生にも対応

 サラウンドフォーマットはドルビーアトモス、DTS:Xなどのイマーシブオーディオに対応。アップミックス機能のドルビーサラウンドやDTS Nural:Xも備えている。

 2系統の光と1系統の同軸デジタル入力、さらにUSB Type-B端子を備え、USB Type-B入力からは、最大PCM768kHz/32ビット、DSD 22.6MHz、DoP11.2MHzまでのハイレゾファイルが再生可能とのことだ。

 さらに、Dirac Live のルームチューニングを標準装備。Dirac Live Room Correctionは部屋の影響を分析し、デジタル的に低減してオーディオシステムのパフォーマンスを向上させる機能だ。サウンドの周波数だけでなく位相も最適化して正確な到達時間を提供、2ch再生でもマルチチャンネルでも、これまでにないディテイルと明瞭度の高いリスニングを実現してくれる。

 パワーアンプは90W×9ch、合計810Wの最大出力を誇り、4K/HDR、eARC、Dirac Liveにも搭載済だ。11chのAtmos/DTS:Xプロセッシング処理にも対応しているので、外部アンプの追加により、7.1.4のシステム構成も可能という。

画像2: ドルビーアトモス、DTS:Xのデコードも可能。プライマーの一体型AVアンプ「SPA25 Prisma」が5月15日に発売。外部パワーアンプとの組み合わせで7.1.4の再生にも対応

 なおSPA25 Prismaの購入時には、帯域幅が500Hzまでに限定されたルーム補正を可能とした「Dirac Live Room Correction」が使用可能とのこと。この機能では測定時にはターゲットカーブがスピーカーのパフォーマンスに基づいて自動的に生成され、500Hzまでの範囲内で調整できる。

 さらに「Dirac Live Online Store」( https://www.dirac.com/ )で、SPA25 PrismaのFull Bandwidthライセンスを購入すると、フルレンジ(20Hz〜20kHz)での補正を行うことができ、マルチチャンネルシステムのターゲットカーブを制御できるようになる。

「SPA25 Prisma」の主なスペック

●接続端子:HDMI入力×4(HDMI2.0b/HDCP2.2)、HDMI出力×2(HDMI2.0b/HDCP2.2、1系統eARC対応)、デジタル音声入力×3(光×2、同軸)、USB Type-A×1、USB Type-B×1、LAN×2、アナログ音声入力×4(RCA×4 、7.1ch /ステレオ×4の切り替え式)、アナログ音声入力×1、アナログプリアウト(L/R、センター、サブウーファー×2)
●最大出力(9ch):810W(90W×9ch)
●再生周波数特性:20Hz〜20kHz(+0.2/-0.5dB ※EQ無し)
●S/N:>100dB(定格出力時at 8Ω、A-weighted)
●対応ハイレゾフォーマット:WAV/LPCM/AIFF/FLAC/ALAC/WMA/OGG(192kHz/24ビット)、DSD(5.6MHz)
●消費電力:85W(全チャンネル)、0.5W以下(スタンバイECO)
●寸法/質量:W430×H142×D420mm(突起部含む)/12kg

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