プレイバックデザインズ初のストリーミングコンポーネント「MPS-X」が誕生。組み合わせに最適なDAC「MPD-6」も同時発売

　ナスペックは、Playback Designs（プレイバックデザインズ）からDREAMシリーズの新製品2モデルを2月20日（火）に発売する。

●Network Streamer & Digital Interface：MPS-X　￥2,475,000（税込、受注モデル）
●D/A Converter：MPD-6　￥3,135,000（税込、受注モデル）

　MPS-Xは、同ブランド初のストリーミング・コンポーネント。これまでにもオプションとして「Stream-X2」が存在していたが、さらに音質を追求した製品として登場した。DAC機能を持たないトランスポートで、既発売のD/Aコンバーター「MPD-8」や、今回同時発売される「MPD-6」と組み合わせることで最高のパフォーマンスが得られるという。

　これらの同社製DACとは、専用のPLINK（光接続）で連携し、すべてのPCMおよびDSDフォーマットに対応している。これにより共通アースを排除し、外部から混入するデジタルノイズを完全に遮断できる。出力側と入力側の双方にアルゴリズムによる強力なノイズフィルターを装備する事で、二重フィルタリングが可能となり、圧倒的な音質改善効果を生み出すそうだ。他社製品のDACとは同軸や光デジタル端子で接続する。

　D/AコンバーターのMPD-6は、Dreamシリーズから主要な技術を拝借し、新たな技術を組み合わせることで、よりコンパクトでコストパフォーマンスの高い製品を実現している。MPS-XとMPD-6を組み合わせることで、デジタル回路とアナログ回路を確実に分離し、究極のパフォーマンスを実現するとのことだ。

　MPD-6には5系統のデジタル入力（USB、PLINK、XLR、同軸、光）が用意されている。プレイバックデザインズ独自のクロックジェネレーター、ジッター、バッファリング・テクノロジーの｢PDFAS｣により、D/Aプロセスに入る前にデジタル入力信号をクリーンアップする。さらにDACアーキテクチャーにも、独自のデジタルアルゴリズムによるディスクリート・差動アナログ出力ステージを搭載している。

「MPS-X」の主なスペック

●ストリーミング対応フォーマット（最大）
　PCM：384kHz（WAVE、WMA、FLAC、AAC、AIFF、AppleLossless、MP3）
　DSD：11.2MHz（DSF、DFF）
●対応ネットワークプロトコル：DLNA、UPnP、Roon
●対応ネットワークサービス：Tidal、Qobuz、Deazer、vTuner
●対応信号（最大）：
　USB：PCM384kHz、DSD11.2MHz
　LAN：PCM384kHz、DSD11.2MHz
　PLINK：ネイティブ再生
　AES：PCM192kHz、DSD DoP再生
　COAX：PCM192kHz、DSD DoP再生
　TosLink：PCM 96kHz
●接続端子：PLINK、AES、COAX
●対応PC：Windows7以降、Mac OS X以降（10.6.6）
●寸法/質量：W440×H110×D430mm/9kg

「MPD-6」の主なスペック

●対応フォーマット（最大）：
　PCM 384kHz（WAVE、WMA、FLAC、AAC、AIFF、AppleLossless、MQA、MP3）
　DSD native up to 11.2MHz、DoP up to 5.6MHz
●ネットワークプロトコル：DLNA、UPnP、Roon-Ready
●ストリーミング：TIDAL、Qobuz、Deezer、vTuner
●接続端子：デジタル入力（XLR、同軸、光、PLINK）、USB、デジタル出力（PLINK）、アナログ出力（XLR、RCA）
●寸法/質量：W440×H110×D430㎜/9kg

Playback Designs プレイバックデザインズ
オーディオ製品製造輸入商社 株式会社ナスペック

唯一のDSDマルチレコーディング機であるSONOMAの設計に携わり、DSD信号をPCからUSB伝送するDoP（DSD Audio over PCM Frames）方式の生みの親として知られるAndreas Koch（アンドレアス・コッチ）。Playback Designs（プレイバック・デザインズ）はAndreas Kochが2007年に立ち上げたハイエンドオーディオ・ブランドです。 生み出される製品にはDSDという究極のデジタルフォーマットを再生する為の卓越した技術が盛り込まれています。...

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