FOSTEX

画像1: 【冬のヘッドフォン祭 mini 2024 リポート03】 フォステクスの黒胡桃を使ったオープン型ヘッドホンに注目。Dan Clark Audioからも手が届くハイエンドヘッドホンが発売に

 フォステクスブースでは、2月10日発売のオープン型ヘッドホン「TH808」(市場想定価格¥187,000前後)を展示、そのサウンドを確認しようというファンも訪れていた。同社オープン型ヘッドホンのフラッグシップ「TH909」と同じドライバーを搭載し、高級木材の黒胡桃から削り出したハウジングとアルミ製エッチングパーツを組み合わせている。上位モデルのTH909は低域再生も重視した音作りがなされているが、TH808ではよりバランスのいい聴き心地を目指しているそうだ。

Dan Clark Audio

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 完実電気が輸入販売を手掛けるDan Clark Audioからは、新製品ヘッドホン「E3」(予価¥330,000)が登場。同ブランドのフラッグシップ機「STEALTH」(¥638,000)のエッセンスを受け継いで、より手に取りやすい価格を実現したラインナップとなる。新規開発された第5世代の平面磁界型ドライバーは、材質や振動板上のパターンを見直し、サイズも15%小型化した。左右のドライバーは20Hz〜10kHzの帯域で0.25dBの範囲でマッチングが図られている。独自のAMTS(Acoustic Mathematical Turning System)もE3用に開発したものを搭載している。

 キャビネットに設けられたふたつのポートには、それぞれ異なるチューニングが施されており、リアリティとライブ感に溢れたサウンドを実現しているという。

Heart Field

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 飯田ピアノのブースでは、Heart Fieldブランドの新製品として「Blanc」が参考出品された。同ブランドでは上位モデルとしてESTドライバーとBAドライバーを搭載した「Astella」などをラインナップし、高域から低域まで広い帯域を備えたサウンドが特徴となっている。今回のBlancは5基のBAドライバーを搭載したモデルで、Heart Fieldの最初のモデルとしてお薦めとのことだ。

LayficTone

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 株式会社ユー・エス・イーは自社ブランドのLayficToneから、インダストリアリストシリーズのプロフェッショナル向け有線モデル「Wired」と、一般向け無線モデルの「Broadband」を展示していた。

 前者はスタジオワークやクリエイター用途を想定したモデルで、広い音場と細かい音の聴き分けが可能な高い解像度と、フラットな 周波数特性を目指して開発されている。密閉型ながら、オープン型のような開放感、定位感を実現しているのもポイントだろう。

 無線モデルのBroadbandは、よりリラックスして音楽を楽しんでもらえるよう、癖のない音作りを目指した製品とのこと。ハイレゾBluetoothコーデックのLDACにも対応する。

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