FIIO/NOBLE AUDIO

画像1: 【冬のヘッドフォン祭 mini 2024 リポート02】 FIIOから、なんとカセットテーププレーヤーが誕生! USBドングルDACなど多彩なバリエーションが来場者の注目を集めた

 エミライブースで一番ユニークな存在だったのは、FIIO初のカセットテーププレーヤー「CP13」(今春発売予定、予価99.99ドル)だろう。同ブランドのレトロシリーズ第一弾で、オールアルミニウム合金のボディにサプライチェーンと協力して生み出したメカニズムを搭載している。テープはノーマル専用で、クロムやメタルの再生には非対応、ドルビーノイズリダクション等も搭載していない。音声出力端子は3.5mmアナログ出力で、USB Type-Cは充電専用となる(13時間持続のリチウム電池を内蔵)。

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 DAP(デジタルオーディオプレーヤー)の注目機は「M11Plus」シリーズの最新モデルとなる「M23」(今春発売、予価699ドル)だ。DACチップにはADKのフラッグシップ・セパレートDACシステムのAK4191EQ+AK4499EXを採用、最大384kHz/32ビットのリニアPCMとDSD256に対応している。アンプにはTHX AAA-78を搭載した。BluetoothコーデックはAACやLDACが使用可能。

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 USB Type-Cコネクターに取り付けて使うケーブル型USBドングルDACの「KA11」(今春発売。予価29.99ドル)も展示されていた。DACチップにはシーラスロジックのCS43131を搭載し、384kHz/32ビットのリニアPCMやDSD256も再生できる。高純度パラジウムメッキOFCケーブルを採用。

 スティック型DAC「KA17」(今春発売、予価149.99ドル)は、ESSの2chDACチップES9069を搭載し、768kHz/32ビットのリニアPCMとDSD512までの再生に対応している。ヘッドホン出力端子は4.4mmバランスと3.5mmアンバランス(S/PDIFとの排他仕様)を備えている。

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 なおFIIOでは、DAC/アンプ内蔵キーボード「KB3」(市場想定価格¥26,950前後)も市場で人気とのことだ。シーラスロジック製DACチップ、CS43131をデュアル構成で搭載し、4.4㎜バランスと3.5mmアンバランス出力を側面に備えている。

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 NOBLE AUDIOのイヤホンとしては、4基のBAドライバーと10mmダイナミックドライバーからなるハイブリッド型5ウェイ構成の「ONYX」(今春発売、予価3499ドル)も参考出品。20Hz〜70kHzという広い再生周波数特性を備え、 “渾然一体を全身で体現するような新たな表現に到達した新モデル” だという。

 また、xMEMS製Cowell MEMSドライバーと8.3mmダイナミック型ドライバーを搭載する「XM-1」(今春発売、予価699ドル)も並んでいた。USB DACを内蔵した専用イヤホンケーブル(コネクターはUSB Type-C)との組み合わせで専用アンプなしでクリアーな中高域を楽しめるそうだ。

ZMF

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 ブライトーンでは、ZMFヘッドホンをずらりと展示し、それぞれの音を確認できるようになっていた。並んでいたのは、ベリリウムコーティングPETドライバー搭載の「Verite」と、バイオセルロースドライバーを搭載した「Atrium」で、それぞれスタンダードタイプとクローズドタイプ、さらにLTD仕様(エンクロージャーの木材違い)も揃っていた。

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