ステラが輸入販売を手掛けるGOLDMUND(ゴールドムンド)から、ステレオ・アナログプリアンプ「MIMESIS REFERENCE」(¥17,380,000、税込)が誕生した。2024年1月5日より受注を開始する。
![画像1: “ゴールドムンドの今” を体現するステレオプリアンプ「MIMESIS REFERENCE」が誕生。各種歪みを最低限に抑えるため、最短設計された信号経路を採用](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2023/12/28/72ae4337125a5f4183faffdb255ea2594e8a932d.jpg)
ゴールドムンドの歴史は、オーディオ信号の変質を防いで、入力信号そのままの状態を維持しながら出力させるためのテクノロジーの積み重ねだったという。Mimesis Referenceは、同社が培ってきたテクノロジーをさらにアップデートし、「ゴールドムンドの今」を体現するステレオ・プリアンプとして誕生した。
クラスA出力ステージドライバーにより駆動され、全高調波歪み(THD)および相互変調歪み(IMD)を最低限に抑えるために、信号経路は最短に設計されており、そのため静粛で調和のとれた音景が広がるという。
Mimesis Referenceでは、電源も再設計され、独立したアナログおよびデジタル回路を使用している。中心部は純粋なアナログのままでありながら、プリアンプ機能、フィルター、音量、および入出力を含む、プリアンプのインターフェイスはデジタルでコントロールしているそうだ。
![画像2: “ゴールドムンドの今” を体現するステレオプリアンプ「MIMESIS REFERENCE」が誕生。各種歪みを最低限に抑えるため、最短設計された信号経路を採用](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2023/12/28/28277b2cf8c0ac00a2cb5321eb30b06e6808552f.jpg)
そのデジタルセクションを駆動するために追加の独立電源が割り当てられ、ヒートシンクは、電源からの熱を効果的に放散するために使用可能な表面積を最大限に活用しているという。
ヒートシンクは一枚のアルミニウムから精密加工で作られており、各オペアンプとディシペーターを直接接続することで、オーディオ回路の最適な冷却効率を実現している。
外観ではトップパネルに“ねじのない”デザインを採用し、サイドパネルはエレガンスと機能のシームレスな融合を実現している。12mm厚の、耐久性のあるパネル構造も採用された。色はクラシックなシルバーグレーとなる。MimesisReferenceはカスタマイズも可能で、天板の左前リングの仕上げを2つのオプション(金または筐体と同じ色)から選択可能とのことだ。