リンジャパンから、同社製品に関する最新ニュースが届いた。その詳細は以下の通り。
Manage Systemsがアップグレード
Konfigに代わって、リン設定システムの中心となっている「Manage Systems」は、Web上で行うため離れた場所でも設定ができる現代的なシステム。今回のアップグレードでは、Manage Systemsに「Custom Filter」が追加される。この項目では、「BASS SHELF」「TREBLE SHELF」という低音域と高音域のトーンコントロール、そして「SUBSONIC FILTER」の設定が可能になる。
それらの設定は、80Hz以下の定在波に対してピンポイントに作用する Space Optimisationとは別に適用される。トーンコントロールのゲイン幅は最小限に留められているが、ロスレスのデジタルクロスオーバーによって精密にコントロールされるので、全体のトーンに少し変化を加えたい時に活用できるだろう。
またSUBSONIC FILTERは、レコード再生時の使用と並行し、使用中のスピーカーで再生されるはずのない超低音域をカットすることで、ウーファーの負担を低減して動作のリニアリティを上げ、音楽全体の明瞭度を上げる効果も期待できるという。中〜小型スピーカーだけでなく、大型スピーカーの場合にも有効だそうだ。
再告知「KLIMAXDSM/3 トレードイン アップグレード」
「KLIMAX DSM/3」のトレードイン アップグレード・サービスが、2024年1月31日受注分で終了する。「KLIMAX SYSTEM HUB/1」のトレードインサースも同様に終了するとのことなので、アップグレードを検討している方はこの機会をお逃しなく。