ラックスマンから、今年度の新製品第4弾となるプリメインアンプ「L-505Z」が発表された。価格は¥385,000(税込)で、12月下旬の発売予定だ。

 L-505Zは、2021年に発売された「L-507Z」や、昨年末に発売された「L-509Z」に続くZシリーズのスタンダードクラス。先行の2機種同様に、新増幅回路「LIFES」を搭載することで、さらに高いサウンドステージへと進化を遂げている。

 機能面では、大型の針式レベルメーターの中央部にレイアウトした7セグメントLEDによる音量表示や、グラウンド配線左右独立のΦ4.4mmヘッドフォン出力端子を新設。他のオーディオ機器との電源連動を可能にするトリガー入出力端子や外部コントロール端子の装備など、音楽再生時のあらゆる場面で有用となる仕様も満載している。

画像1: ラックスマンのプリメインアンプ「L-505Z」がデビュー。新増幅回路「LIFES」を搭載し、さらに高いサウンドステージへ進化を遂げた

 L-505Zの主な特長は以下の通り。

<電気回路・機能>
●ODNF(Only Distortion Negative Feedback)に代わるラックスマン独自の新・増幅帰還エンジン LIFES(LuxmanIntegrated Feedback Engine System)1.0 をパワーアンプ回路に搭載
●3段ダーリントン・パラレルプッシュプル構成によるハイパワー 150W×2(4Ω)の定格出力
●88ステップの高精細な音量調節を実現する電子制御アッテネーター LECUA(LuxmanElectric Controlled Ultimate Attenuator)
●EI型 540VAの高レギュレーション電源トランスと大容量コンデンサー(10,000μF×4本)を組み合わせたハイイナーシャ(高慣性)電源
●高いスピーカードライバビリティをサポートするパラレル構成の低抵抗値・大型スピーカーリレー
●初段をパラレル化しさらにハイグレードなアナログレコード再生を実現するMM/MC対応のフォノイコライザーアンプ回路
●電子制御のバス/トレブル式トーンコントロールとLECUAによって制御されるLRバランス調節機能
●パワーアンプを追加したバイアンプ構成や AVシステムとの共存も可能にするプリパワー分離(セパレート)機能
●左右のセパレーションやクロストーク性能を高める高音質セレクタースイッチIC
●伝送される音声信号を最適最短のルートで構成するビーライン・コンストラクション
●スムーズな電流伝送を実現するラウンドパターン配線基板
●各芯スパイラルラップ・シールドと芯線の非メッキ処理で自然な信号伝送を実現する独自のOFCワイヤーによる内部配線

<デザイン・外装>
●音楽信号の変化にスムーズに追従する白色LED照明付き針式アナログメーター
●大型メーターの中心に配置された視認性に優れる音量レベル表示用 7セグメントLED

画像2: ラックスマンのプリメインアンプ「L-505Z」がデビュー。新増幅回路「LIFES」を搭載し、さらに高いサウンドステージへ進化を遂げた

<機構・付属装置>
●シャーシ電流によるアース・インピーダンスの上昇をシャットアウトする独立コンストラクションのループレスシャーシ構造
●大型のプラグを装着した高音質ケーブルにも対応する18mmピッチの RCA入出力端子
●極太のケーブルも装着しやすくYラグやバナナ端子にも対応したインライン(LR同一特性)レイアウトのスピーカー端子(A/B 2系統)
●Φ6.3mmの標準端子に加えLRセパレーションを大きく改善するグラウンド配線左右独立のΦ4.4mm端子を新設したヘッドフォン出力
●装着方向を変更し端子全体でケーブル重量をサポート可能としたACインレット
●対応する機器間のリモコン信号を連携し将来的に他の無線装置によるリモート操作にも対応を拡張するコントロール入出力端子の新設(Φ3.5mmモノラルジャック)
●対応する機器間の電源連動を可能とする新たなトリガー入出力端子の装備(Φ3.5mmモノラルジャック/デイジーチェーンも可能)

「L-505Z」の主なスペック

●定格出力:100W+100W(8Ω)、150W+150W(4Ω)
●接続端子:アナログ入力5系統(RCA×4、XLR×1)、フォノ入力1系統(MM/MC切替、RCA)プリアウト/メインイン各1系統(RCA)
●S/N:104dB以上(LINE)
●周波数特性: 20Hz〜100kHz(+0、-3.0dB)
●消費電力270W (スタンバイ時0.5W)
●寸法/質量:W440×H178×D454(背面端子含む)/22.5kg

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