コルグは、同社の「Live Extreme」がStreamsoft Inc.によるハイレゾリューション配信プラットフォーム「Artist Connection」に対応し、アメリカでサービス提供を開始したと発表した。

 Live Extremeは、オーディオ・クロックを配信システムの軸とした「オーディオ・ファースト思想」や、ロスレス/ハイレゾオーディオに対応した高品質が好評で、これまでに日本国内で120公演以上のコンサートやイベントの配信に採用されてきたという。

 今回の新展開は海外向けサービス提供に関するもの。Artist Connectionは、サンフランシスコ・ベイエリアを拠点とするソフトウェア企業Streamsoftが2019年から提供しているハイレゾ配信プラットフォームで、ハイレゾ、Dolby Atmos、AURO-3D、Sony 360 Reality Audioなど、既に多くのフォーマットの再生に対応している。

 来年リリースされるLive Extreme Encoder v1.12では、Artist Connectionプラットフォームへの配信が追加される予定。これにより、Artist Connectionサービスを通じて、Live Extremeのハイレゾ音声(最大384kHz/24ビットのリニアPCM)付き動画のライブ配信がワールドワイドで視聴可能可なるそうだ。

 この最新バージョンでは、更に高音質なイマーシブオーディオフォーマットとしてAURO-3Dのライブ配信機能が追加されている。この音声データは、Windows、Macのウェブ・ブラウザで再生可な他、Streamsoftが提供するArtist Connectionの再生アプリでもデコードできるそうだ。

Artist Connection再生対応プラットフォーム (2023年10月現在)

画像1: コルグの「Live Extreme」がハイレゾリューション配信プラットフォーム「Artist Connection」に対応。アメリカでのサービス提供を開始

Live ExtremeにおけるAURO-3D配信仕様

画像2: コルグの「Live Extreme」がハイレゾリューション配信プラットフォーム「Artist Connection」に対応。アメリカでのサービス提供を開始

https://www.auro-3d.com/

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