ラックスマンは、フランスFOCAL(フォーカル)のエントリーライン新シリーズ「VESTIA」(ヴェスティア)を6月に発売する。ラインナップは、トールボーイ型の「Vestia N゜2」と、ブックシュシェルフ「Vestia N゜1」、センタースピーカー「Vestia Center」を揃え、N゜1とCenterには専用のスタンドも用意されている。
●3ウェイ4スピーカー:Vestia N゜2 ¥330,000(ペア、税込)
●2ウェイ2スピーカー:Vestia N゜1 ¥165,000(ペア、税込、2023年6月予定)
●2ウェイ3スピーカー:Vestia Center ¥99,000 (1台、税込)
●専用スタンド:Theva & Vestia N゜1 Stand ¥44,000 (ペア、税込)、Theva & Vestia Center Stand ¥22,000 (1台、税込)
低域には、カーボンファイバーにサーモプラスチックポリマーを含侵成形した複合材による高性能振動板スレートファイバーコーンの専用ユニットを搭載。マグネットの大型化やボイスコイルの改良により、ミッドバスは抜群のバランス特性を誇り、ウーファーはダイナミックで豊かな低域を再現している。
高域にはカーオーディオ用ユニットとして先行開発されていたTAM(アルミ・マグネシウム製M字型)トゥイーターを採用。構造変更とボイスコイルサイズの拡大により、帯域を広げパワーハンドリングと熱圧縮による特性の乱れを改善。さらに後方音波を捕捉して吸収する新たな音響チャンバーを装着したことで優れたインパルス応答を実現し、正確で歪の少ないサウンドを獲得している。
本体仕上げには、ブラックレザー模様を施したフロントパネルと、光沢仕上げのブラックとダークオークの2種類のサイドカラーを用意した。
「Vestia N゜ 2」の主なスペック
●型式:3ウェイ4スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25mmインバーテッド・ドーム型TAMトゥイーター、165mmミッドレンジ、165mmウーファー×2
●周波数特性:47Hz〜30kHz(±3dB)
●低域再生能力:37Hz(-6dB)
●出力音圧レベル:91.5dB
●インピーダンス:8Ω(最小インピーダンス3Ω)
●クロスオーバー周波数:280Hz、2,800Hz
●寸法/質量:W256×H1012×D371mm/22kg
「Vestia N゜ 1」の主なスペック
●型式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25mmインバーテッド・ドーム型TAMトゥイーター、165mmウーファー
●周波数特性:56Hz〜30kHz(±3dB)
●低域再生能力:48Hz(-6dB)
●出力音圧レベル:89.5dB
●インピーダンス:8Ω(最小インピーダンス4.5Ω)
●クロスオーバー周波数:2,800Hz
●寸法/質量:W219×H387×D260mm/7kg
「Vestia Center」の主なスペック
●型式2ウェイ3スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25mmインバーテッド・ドーム型TAMトゥイーター、165mmウーファー×2
●周波数特性:58Hz〜30kHz(±3dB)
●低域再生能力:50Hz(-6dB)
●出力音圧レベル:91.5dB
●インピーダンス:8Ω(最小インピーダンス3.6Ω)
●クロスオーバー周波数:2,700Hz
●寸法/質量:W537×H216×D259mm/10kg