コロナショックによる派遣切りによって職を失い、住む家も家族も失った男が、「居住禁止」であるはずのトランクルームでの生活へと追い詰められていく……。

画像1: 映画『ストレージマン』、満員の観客の中初日舞台挨拶を開催。「初日からたくさんの方にこの作品が届いたことが嬉しいです」(瀬戸かほ)

 池袋シネマ・ロサにて5月20日から2週間上映中。現代の閉塞感を描いた萬野達郎監督作品『ストレージマン』の舞台挨拶が、初日の20日(土)に行なわれた。萬野監督のほか、主人公・森下に扮した連下浩隆(プロデューサーも兼任)、一人二役に取り組んだ瀬戸かほ、渡部直也、立野沙紀、宮崎翔太、米本学仁、森恵美が、超満員の観客の前に登壇した。

画像2: 映画『ストレージマン』、満員の観客の中初日舞台挨拶を開催。「初日からたくさんの方にこの作品が届いたことが嬉しいです」(瀬戸かほ)

瀬戸かほ 入り口で“こんばんは、今日ありがとうございます”と(観客に)お声掛けさせていただいたんですけど、ああ、こんなにたくさんの方が今から『ストレージマン』を観るんだと思うと、すごく緊張しちゃって。初日から多くの方にこの作品が届いたことが本当に嬉しいです。

連下浩隆 いろいろ話そうと思っていましたが、こんなにたくさんの人の前に立っているということが自分でも信じられなくて、頭が真っ白になりまして、何を言おうとしたか完全に忘れてしまいました。(監督に向かって)ついにここまで来ましたね。2人で一緒に映画を撮ろうと言って、少しずつ育てていった作品です。たくさんの人にお力をいただいて、このような日を迎えられたこと本当に嬉しく思っております。

宮崎翔太 この映画の大きなテーマでもある新型コロナウイルスという、まだまだそのデリケートな問題に真っ向からぶつかり、土足で踏んで踏みにじっているような、そんな潔さとかっこよさが感じられる作品です。すごく魅力的な作品に携わらせて頂いて、本当に嬉しく思います。

 その他、故・渡辺裕之との楽屋でのエピソード、ストレージで撮影中に本当にそこに住んでいる人(女装家だったらしい)が入ってきたこと、狭いストレージの中で奮闘したカメラマンに真のプロフェッショナルを感じたことなどを語り、最後は“とても良いチームワークだったので今後も「〇〇マン」シリーズをどんどん作ってほしいし、それに出たい”と登壇者全員で監督に逆提案。和やかな雰囲気のまま、舞台挨拶は幕を閉じた。

映画『ストレージマン』

池袋シネマ・ロサ上映中
6月27日(土)から大阪シアターセブンにて上映

5月24日(水)上映後 連下浩隆、瀬戸かほ、渡部直也、萬野達郎監督らが登壇する舞台挨拶あり

【キャスト】
連下浩隆 瀬戸かほ渡
部直也 矢崎広 米本学仁 立野沙紀 宮崎翔太 林凛果 森恵美 奥井奈南 しじみ 古坂大魔王(声の出演) 渡辺裕之

【スタッフ】
エグゼクティブプロデューサー・脚本・監督:萬野達郎
プロデューサー:れんげひろたか
アソシエイトプロデューサー:碓氷恭子
ラインプロデューサー:荒井智晴
キャスティング:柳井宏輝(パロマプロモーション)
助監督:吉原圭太 撮影:宮下徹也 照明:大堀治樹 録音:亀井耶馬人、高島良太 美術:桂誉和 ヘアメイク:奈央 衣装:金鹏 編集:岡島龍介 整音・効果:高島良太 作曲:足立知謙 スチール:安井信介 デザイン:斉藤我空 宣伝:滝澤令央 配給:MANTRIX PICTURES+Cinemago 製作:MANTRIX PICTURES
2022年/39分/DCP/シネスコ
(C)MANTRIX PICTURES

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