PRIMARE(プライマー)から、マルチチャンネルパワーアンプ「A35.8」(¥990,000、税込、受注オーダー品)が、5月26日に発売される。カラリングはブラックとチタンの2種類だ。
A35.8は8chのXLRとRCA入力に対応し、全チャンネル駆動時に最大出力1500W(1ch当たり185W、8Ω)をクリアーしている。各出力チャンネルはブリッジ接続も可能で、ブリッジ接続時にもトータルで最大出力1500W(4ch時/1ch当たり375W、8Ω)を実現する。
回路レイアウトは、電源ノイズを遮断するために、ヒートシンクに収納されたアンプモジュールへの電力供給をダイレクトに接続しており、均一に分配する独創的な設計を採用する。さらに、入力段と出力段にはアンプモジュールが発生するノイズから隔離する革新的な構造になっており、各信号はヒートシンクの溝に通されたリボン状の回路基板を通してアンプモジュールに送られるなど、徹底して最短経路を構成するよう注意が払われている。
「A35.8」の主なスペック
●アンプモジュール:HypexNCore500
●定格出力:シングル=400W(2Ω)、300W(4Ω)、150W(8Ω)、ブリッジ=450W(2Ω)、750W(4Ω)、740W(8Ω)
●周波数特性:20Hz〜20kHz +0.2/-0.5dB
●S/N:>115 dB以上
●THD+N:<0.005%、20Hz-20kHz/10W at 8Ω
●接続端子:XLR/RCA入力×8(切替式)
●入力インピーダンス:XLR=36kΩ、RCA=15kΩ
●出力インピーダンス:<0.02Ω
●消費電力:65W(待機時0.5W以下)
●寸法/質量:W430×H145×D382mm/15.0kg