WOO AUDIO
中野サンプラザ15Fロビーにも多くのブランドがブースを出店していた。その中でもWOO AUDIOの「PHANTOM DAC CABLE」(価格、発売日未定)は注目アイテムだ。
その名の通り、ケーブルの先端に取り付けられたUSBコネクター部にDAC機能(チップはESSのSABRE DAC)を内蔵し、最大384kHz/24ビットのPCMとDSD5.6MHzのデコードが可能。S/Nは101dB、歪率0.007というスペックを備えている。出力側はRCAとXLRの2種類がラインナップされている。
HIFIMAN
春のヘッドフォン祭2023で発表されたのが、HIFIMANの平面型ヘッドホン「AUDIVINA」(¥286,000、税込)とDAC内蔵ヘッドホンアンプ「EF600」(¥112,000前後)だ。どちらも発売は5月12日を予定。
AUDIVINAは密閉型平面振動板を搭載したモデルで、エンクロージャーにはブナの自然木を生かした仕上げになっている。再生周波数帯域は5Hz〜55kHz、インピーダンス20Ω、音圧感度97dBを備えている。
EF600は背面にUSB Type-C/B、同軸デジタル、アナログ入力2系統(XLR、RCA)、アナログ出力2系統(XLR、RCA)を備え、前面には6.3mmフォーンジャックと4ピンXLRヘッドホン端子を準備している。Bluetoothでの再生にも対応済み。
SHOKZ
GREEN FUNDINGのブースでは、4月6日にクラウドファンディングをスタートし既に1億3000万円を超える支援を集めた、SHOKZのオープン型完全ワイヤレスイヤホン「OPENFIT」の試聴機を準備していた。
骨伝導イヤホンで有名なSHOKZから登場したオープン型イヤホンで、独自技術を生かした明るい高音と深みのある低音再生が持ち味だ。クラウドファンディングは6月12日まで実施されるので、より多くのイヤホン愛好家にその魅力を知ってもらいたいという思いからの出展だったようだ。