ソニーから、サウンドバーの新製品「HT-S2000」が、6月10日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥72,000前後。

画像1: ソニー、ワンバータイプでドルビーアトモス対応の新作サウンドバー「HT-S2000」、6月10日に発売

 HT-S2000はワンバータイプのサウンドバーで、フロント2、センター1、サブウーファー2の、5スピーカーを搭載した3.1ch仕様の製品。ドルビーアトモスに対応し、オプションのワイヤレススピーカー(サブウーファー)を組み合わせれば、リアル5.1chの構成への発展性も備えている。製品ラインとしては、ミドルクラスとなり、10万円を切る購入しやすい価格帯を実現している。

 搭載ユニットは先述の通り5スピーカーであり、そのすべてに振動板が楕円の“X-Balanced Speaker Unit”を採用することで、セリフの聞き取りやすさや重低音の量感などを確保。製品の高さも抑えられているので(約64mm)、テレビ前への設置でも視覚的なノイズにならないデザインとなっている。実用最大出力は250Wとなる。

 音場の創造では、ソニーお得意のS-Force PRO front Surround、およびVertical Surround Engineを同時に働かせることができ、3.1ch仕様ながら広がり感のあるサウンド(サラウンド)が楽しめるという。また、サウンドフィールド機能も強化されているそうで、新開発のアップミキサーによって、2chコンテンツであっても、より没入感の高い立体的なサラウンドが楽しめるようになった、としている。リモコンにダイレクトボタンが配置され、機能のオン・オフが手元で素早く行なえるのも特徴だ。

 また、別売りのワイヤレススピーカー/ウーファーとの組み合わせも可能で、対応するのは「SA-RS3S」、「SA-SW3」「SA-SW5」となる。

画像2: ソニー、ワンバータイプでドルビーアトモス対応の新作サウンドバー「HT-S2000」、6月10日に発売

 新たに「Home Entertainment Connectアプリに対応。これは、アプリをインストールしたスマホと本S2000をBluetoothで直接接続して、アプリをワイヤレスリモコンとして使えるもの。操作だけでなく細かい設定も可能だ。加えて、購入後の設置の仕方を見られる(教えてくれる)、簡単セットアップガイド機能も用意されており、こうした機器の初心者にとっては、スマホ片手に接続の仕方が分かるものとして便利に使えるだろう(箱を開けるとQRコードが用意されているので、アプリのインストールも簡単に行なえる)。

 HDMI端子は出力を1系統装備。eARCをサポートしているので、テレビと組み合わせて使う場合は、HDMIケーブル1本の接続でOKだ(プレーヤーやレコーダーの音声は、テレビを経由して再生することになる)。

 

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