デノンは、ワイヤレスで手軽に3Dサラウンドを楽しめるシステム提案として、「DENON HOME SOUND BAR 550 SET」を3月下旬に発売する。市場想定価格は12万円前後(税込)で、単品で購入するより2万円以上お得になっている。

 本セットは、ドルビーアトモスとDTS:Xに対応したサウンドバー「Denon Home Sound Bar 550」とDenon Homeシリーズで一番小さなスマートスピーカー「Denon Home 150」2台で構成されている。Denon Home Sound Bar 550と2台のDenon Home 150はワイヤレス(無線)接続されるので、部屋の中にスピーカーケーブルを引き回す必要もない。

 セットアップも簡単で、サウンドバーとテレビをHDMIケーブルで接続し、各スピーカーの電源ケーブルをコンセントに差し込むだけで準備完了。あとは専用の「HEOSアプリ」でサウンドバーとリアスピーカーをグルーピングすれば、本格的な3Dサラウンドシステムが手に入ることになる。

画像: Denon Home Sound Bar 550は19mmトゥイーター×2、55mmウーファー×4に加え、50×90mmのパッシブラジエーターを内蔵する。本体サイズはW650×H75×D120mm。市場想定価格は8万円前後

Denon Home Sound Bar 550は19mmトゥイーター×2、55mmウーファー×4に加え、50×90mmのパッシブラジエーターを内蔵する。本体サイズはW650×H75×D120mm。市場想定価格は8万円前後

 サウンドバーのDenon Home Sound Bar 550は、上記の通りドルビーアトモスとDTS:Xに対応したモデルで、デノンが長年のAVアンプ開発で培ってきた技術により、臨場感溢れる3Dサウンド体験が可能。さらに今回のセットでは、Denon Home 150をリアスピーカーとして組み合わせることで、単体では体感できない、真横や後方までシームレスに広がるリアルな包囲感が楽しめる。

 テレビとの接続にはeARC/ARC対応HDMI端子を装備、HDMIケーブルでつなぐだけで、ドルビーアトモスなどのロスレス音声も伝送できる。同社Hi-FiコンポーネントやAVアンプ同様に、サウンドマスターの手によって入念に音質調整されており、映画から音楽まで、収録された原音のクォリティをありのままに引き出してくれる。

画像: Denon Home 150はモノーラルタイプで、本体サイズはW120×H187×D120mm。市場想定価格¥32,000前後(1本)で、本セットには2本同梱されている

Denon Home 150はモノーラルタイプで、本体サイズはW120×H187×D120mm。市場想定価格¥32,000前後(1本)で、本セットには2本同梱されている

 両モデルとも、ネットワークオーディオプラットフォームには「HEOS」を搭載。また、Amazon Music HDやSpotifyなどのストリーミングサービスやインターネットラジオ、ミュージックサーバーやUSBメモリーに保存した音源などの音源を再生可能だ。さらに、AirPlay 2やBluetoothにも対応しており、スマートフォンやPC、タブレットから手軽に音楽を楽しむこともできる。ハイレゾ信号は、最大5.6MHzまでのDSDファイルと、192kHz/24ビットまでのPCM音源を再生可能。DSD、WAV、FLAC、Apple Losslessファイルのギャップレス再生にも対応済みだ。

 Alexaによる音声コントロール機能も搭載しているので、Denon Home Sound Bar 550、Denon Home 150に話しかけて聴きたい曲を再生することもできる。また、TuneInのデータベースに登録されているインターネットラジオ局から好きな放送局を音声で呼び出すことも可能だ。

 Denon Home 150は単体のスマートスピーカーとしても使用できるので、普段はダイニングや寝室で音楽再生用に使い、映画やゲームをサラウンドで楽しみたい時だけリアスピーカーとして活用してもいい。

 さらに別売りのDenon Homeシリーズ専用サブウーファー「Denon Home Subwoofer」 をシステムに追加すれば、低音の増強とシステム全体の高音質化も実現できる。こちらもワイヤレス接続タイプなので、電源ケーブルをつなぐだけでOKだ。

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