アクシスでは、アメリカ、MSB Technology社「The Digital Director」(デジタル・ディレクター)の新製品3モデルを、2023年1月に発売する。それぞれMSBDACの「Select DAC」「Reference DAC」「Premier DAC/Discrete DAC」に対応するラインナップだ。

Select Digital Director ¥4,950,000(税別)
●MSB Select DAC用●リニア電源内蔵●4スロット

Reference Digital Director ¥4,400,000(税別)
●MSB Reference DAC用●リニア電源内蔵●4スロット

Premire Digital Director ¥2,600,000(税別)
●MSB Premier DAC/Discrete DAC 用●電源内蔵●4スロット

※3モデルとも、DAC側に装着するProISL入力モジュール/コントロールリンクモジュール及び各光ケーブルが付属。また使用にあたってはMSB DAC本体へのProISLモジュール/コントロールリンクモジュールの装着とファームウェアのアップデートが必要

画像1: MSB DACの能力を最大限に引き出すデジタルフロントエンド・プロセッサー、「The Digital Director」の新製品3モデルが2023年1月から発売開始

 デジタル・ディレクターは、超高速デジタル信号処理と光変換によって、あらゆるデジタルオーディオソースをブラッシュアップし、完璧なアイソレーションを行なう「デジタルフロントエンド・プロセッサー」だ。MSB DACと組み合わせて使い、デジタル入力モジュールはDAC本体からデジタル・ディレクターに移設、両社は制御用の光ケーブルで接続する。

 デジタル・ディレクターは、DACに搭載可能なオンボードプロセッサーの4倍以上、毎秒120億回の演算能力を持つDSPを二基内蔵。超高密度のデジタル信号処理とデジタルフィルタリングを行ない、ProISLモードのレーザー光に変換してMSB DACに送り出すことができる。

画像2: MSB DACの能力を最大限に引き出すデジタルフロントエンド・プロセッサー、「The Digital Director」の新製品3モデルが2023年1月から発売開始

 これによってDACは、様々な形態のデジタルオーディオ信号に対する煩雑な処理工程と、複雑な演算を求められるフィルタリング処理工程から解放され、電気的ノイズも完全にシャットアウト。DAC本来のデジタル/アナログ変換のための専用エンジンとして動作し、その能力は未踏の新次元へと引き上げられるという。

 シャーシはカイザー・プレシジョンという航空宇宙仕様の高品質なアルミブロックを自社のCNCマシンで6時間以上かけて丹念に削り出した特製品を採用。マットシルバーまたはマットブラックの最高品質のアノダイズ表面処理を施している。

画像3: MSB DACの能力を最大限に引き出すデジタルフロントエンド・プロセッサー、「The Digital Director」の新製品3モデルが2023年1月から発売開始

「The Digital Director」の主なスペック

●デジタル入力スロット:4系統(A~D)のスロットにMSBデジタル・入力モジュールを装着可能
●許容デジタル入力:装着したMSBデジタル入力モジュールに依存
●本体のサポートフォーマット
 PCM:44.1kHz~3,072kHzPCM up to 32ビット
 DSD:1×DSD、2×DSD、4×DSD、8×DSD via DoP on all inputs
●消費電力:20W(スタンバイ時1W以下)
●寸法/重量:本体、電源各W444×H92×D444mm/16kg
●スパイクネジサイズ: M6 (Vitonスパイクフット装着済)
●同梱付属品: Pro ISLモジュール、Pro ISLケーブル、コントロールリンクモジュール、コントロールリンクTOSLINKケーブル、3.5mmミニプラグ・トリガーケーブル、AC電源コード

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