ステラでは、Wilson Audio(ウィルソン・オーディオ)のミドルクラススピーカー、ALEXIAシリーズの新製品「ALEXIA V」の受注を開始する。

Wilson Audio ALEXIA V (アレクシア V)
¥15,950,000(ペア、税込、スタンダードカラー)
¥16,500,000(ペア、税込、アップグレードカラー)

画像: ステラが、ウィルソン・オーディオALEXIAシリーズの新製品「ALEXIA V」の受注を開始! 上位モデル開発の成果を取り込むことにより、大きな進化を遂げた

 ALEXIA Vは、10月末に開催された東京インターナショナルオーディオショウでお披露目され、多くの来場者の注目を集めたモデルだ。ALEXIA シリーズの第3世代機で、近年の素材開発の最先端の成果である、新素材V-materialの実用化により誕生した。

 従来にないレベルの制振性を持つV-materialにより、エンクロージャーはさらに静寂性が向上。「CHRONOSONIC XVX」と「ALEXX V」という最新大型モデル開発の成果であるテクノロジーを取り込むことにより、大きな進化を遂げている。

 搭載されるユニットは、トゥイーターがALEXX Vで初搭載されたConvergent Synergy Carbon (CSC)、ミッドレンジにはCHRONOSONIC XVX のために開発されたアルニコマグネットを使用したQuadraMagミッドレンジを採用している。帯域分割を担うクロスオーバーネットワークにもメスを入れ、自社開発の電解コンデンサーAudio CapX-WAキャパシターを使用して最適化。スピーカー全体の感度を1dB向上させている。

 エンクロージャーを構成する素材は、X-materialとS-material、そしてV-materialの3つ。V-materialは、ウーファー用とミッドレンジ用エンクロージャーのトッププレート部に使用され、それぞれ上部ドライバーからの振動エネルギーを巧みに吸収放散させる。S-material はサウンドにほんの少しの彩りを添える性質を持っており、その特性から、音楽再生の要となるミッドレンジエンクロージャーのバッフル材として使用される。

画像: アップグレードカラーを含めて21色から仕上げを選択可能だ

アップグレードカラーを含めて21色から仕上げを選択可能だ

 またALEXIA Vでは、新開発のスパイクシステム「アコースティック・ダイオード」を標準搭載した。V-materialと切削ソリッドステンレスによるスパイクシステムにより、エンクロージャーから床面に向かって放出される振動エネルギーを充分に減衰した上で、床面から素早く放散する。また床面の振動がエンクロージャーにフィードバックすることもない。

 ミッドレンジ用エンクロージャーは内容積が6.4%大きくなり、QuadraMagミッドレンジにフィットさせた。また背圧を拡散させるためのディフューザー形状をミッドエンクロージャー内部に加工。背圧の減衰スピードを高めて、ミッドレンジの透明性を確保している。ウーファー用エンクロージャーも内部容積を8.9%増加させるとともに、バスレフダクトを再設計し、エアーフローをよりスムーズな流れとしている。

 カラーバリエーションはスタンダードカラー(GalaxyGray、GT Silver、Quartz、Carbon)とアップグレードカラー(Obsidian Black、Ivory、Diamond Black、CrimsonSatin、Fly Yellow、Estoril Blue、Nara Bronze、Pur Sang Rouge、Cobalt Blue Satin、Chalk、Classic Orange、Oak Green)から選択可能だ。

「ALEXIA V」の主なスペック

●システム構成:3ウェイ4スピーカー
●エンクロージャー:ウーファー部=バスレフ型、ミッドレンジ=リアベント型、トゥイーター部=密閉型
●仕様ユニット:250mmコーン型ウーファー、200mmコーン型ウーファー、180mmコーン型ミッドレンジ、25mmソフトドーム型トゥイーター
●能率:90dB/W/m(1kHz)
●定格インピーダンス:4Ω(最低インピーダンス2.59Ω@84Hz)
●許容最小アンプ出力:20W/channel
●再生周波数帯域:19Hz〜33kHz@+/-3dB Room Average Response
●寸法/質量:W400×H1,300×D615mm/120kg

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