ナスペックから、ギリシャ、Pilium(ピリウム)のセパレートアンプが12月12日(月)に発売される。どちらも受注生産モデルだ。

●プリアンプ:Alexander ¥7,700,000(税込)
●モノーラル・パワーアンプ:Hercules ¥13,750,000(ペア、税込)

画像: プリアンプの「Alexander」

プリアンプの「Alexander」

 ピリウムは、2014年に設立されたハイエンドオーディオブランドで、今回の2モデルも、先に開催された「2022東京インターナショナルオーディオショウ」で参考出品されて好評を博した。究極レベルの音楽再生の忠実性を実現するために、最高品質のオーディオコンポーネントの設計・製造を行っており、アメリカのスピーカーブランド「MAGICO」の試聴ルームでも使用されるなど、評価も高いブランドという。

 まず、プリアンプのAlexanderは、きわめて低い歪み、自然で色付けのないダイナミックな音質、そして要求の厳しいパワーアンプをドライブする能力といった要件を満たすように設計されている。クワッドモノ、トゥルーバランス設計により究極のチャンネルセパレーションを実現し、洗練されたボリュウムコントロール設計により、抵抗1個のみの最小限の信号経路部品を実現した。電源部は別シャーシに実装されている。

画像: 「Alexander」のリアパネル

「Alexander」のリアパネル

 モノブロックパワーアンプのHerculesは、スピーカーを完全にコントロールし、広く深いサウンドステージ、ダイナミックかつディテイルの高い再現レベル、色付けのない自然なサウンドを提供する。その特長は以下の通り。

●巨大な2.5KVA容量電源トランスを1台装備
●240,000uF の超長寿命専用カスタムメイドコンデンサー
●超広帯域の強力なパワートランジスターを30基搭載
●基板には安全かつ高性能なミリタリーグレードPCBを採用
●シャーシから絶縁されたトランス基盤
●電源はアナログ回路とデジタル回路を別々に入力
●マイクロプロセッサーによりDC、温度、スピーカー保護機能をデジタル制御
●音声信号を処理しない回路と音声信号を処理する回路を完全に分離

画像: モノブロックパワーアンプの「Hercules」

モノブロックパワーアンプの「Hercules」

「Alexander」の主なスペック

●接続端子:バランス入力(XLR)×3、アンバランス入力(RCA)×2、バランス出力(XLR)×2
●出力インピーダンス:<10Ω
●特長:フルバランス・デュアルモノ・セパレート電源ユニット
●寸法/質量:W480×H170×D490mm/30kg(本体)、W480×H110×D490mm/25kg(電源)

「Hercules」の主なスペック

●出力:350W(8Ω)、700W(4Ω)、1400W(2Ω)
●周波数特性:< 100kHz
●歪み率:< 0.01%
●接続端子:バランス入力(XLR)×1
●出力インピーダンス:< 0.1Ω
●サイズ:W400×H410×D490mm/107kg

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