ハーマンインターナショナルは、 アメリカ Mark Levinson(マークレビンソン)の、ブランド創立50周年記念モノーラルパワーアンプ「ML-50」を2022年12月に発売する。価格は¥6,050,000(ペア、税込、世界100ペア限定生産)で、本日から受注を開始している。

画像1: マークレビンソンの創立50周年記念モデル「ML-50」が、本日から受注を開始。「原音を忠実に、ライブの感動を再現する」ことを目指した、世界100ペア限定のモノーラルパワーアンプ

 マークレビンソンは、1972年の創業以来、その驚異的なサウンドパフォーマンスと他に類を見ない贅を尽くした回路素子や回路構成によって、ハイエンドオーディオの代名詞として市場に認知されてきたブランドだ。サウンドフィロソフィでもある「原音を忠実に、ライブの感動を再現する」ことを目指して妥協のない製品造りに専念し、今回その集大成としてモノーラルパワーアンプ「ML-50」を開発した。

 ML-50は、現行の最上位モデルとなるモノーラルパワーアンプ「No536」をプラットフォームとしながら、電源部とオーディオ回路部が大幅に強化されている。

 高電圧電源(電圧ゲインとプリドライバー回路)のコンデンサーの容量を13,200uFまで増加させることでノイズフロアーを低減。次に主大電流電源の容量を206,800uFまで確保し、トランスからフィルターキャッパシターまでの低インピーダンス経路用にショットキー整流器を再構成、動的電力の増加を実現した。さらに出力段のバイアスを増加させることで歪みを低減し、クラスA領域での出力を8Ω負荷時20Wまで確保、クラスAB領域での出力も、8Ω負荷時425Wという出力を獲得している。

画像2: マークレビンソンの創立50周年記念モデル「ML-50」が、本日から受注を開始。「原音を忠実に、ライブの感動を再現する」ことを目指した、世界100ペア限定のモノーラルパワーアンプ

 マークレビンソン伝統のピュア・パス回路設計も踏襲された。信号の入口から出口まで、正確な電気伝送を実現するために厳選されたフルディスクリート・コンポーネントをフルバランス回路構成で使用することにより、低歪と高いトランジェント能力を実現したという。

 本体シャーシの4隅に振動を減衰する防振アイソレーション・フィートを搭載。不要な振動を本体から排除することはもちろん、本体を設置面から持ち上げることにより、左右の外部ヒートシンクと合わせて対流冷却を強化。オーディオパフォーマンスの向上と安定した動作環境を提供している。

 本体天面には、細部にまでこだわった回路設計が目視できるカスタムガラストップデザインとLED照明を採用。50周年記念モデルにふさわしいプレミアム感を演出している。

画像3: マークレビンソンの創立50周年記念モデル「ML-50」が、本日から受注を開始。「原音を忠実に、ライブの感動を再現する」ことを目指した、世界100ペア限定のモノーラルパワーアンプ

「ML-50」の主なスペック

●出力:425W(8Ω)、850W(4Ω)
●ゲイン:26dB
●入力感度:142mV RMS(2.83V RMS)
●全高調波歪:0.04%以下(1kHz/425W@8Ω)
●S/N:85dB(2.83V RMS)
●周波数特性:10Hz〜20kHz(+0/-0.2dB)
●接続端子:バランス入力(XLR)、アンバランス入力(RCA)
●入力インピーダンス:60kΩ(XLR)、30kΩ(RCA)
●消費電力:最大1,500W、無信号時560W、スタンバイ時65W(ノーマル)
●寸法/質量:W438×H216×D581mm(突起物含む)/49kg

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