オヤイデ電気は、純銀+厚肉24K金メッキのバナナプラグ「SGBN」とYラグ「SGSL」を12月2日に発売する。市場想定価格はどちらも¥8,580(税込、4個セット)。

 SGBNは、金メッキプラグと銀メッキプラグのよさを併せ持ち、さらに耐久性も備えたバナナプラグだ。シンプルに研ぎすまれたデザイン、こだわり抜いたディテイルと非磁性リン青銅素材はそのままに、スピーカー端子接続用プラグに適した新しいメッキコンビネーションを見つけるため、2年の時間をかけて開発された。

 厚肉24K金メッキをベースに、メッキ素材の組み合わせや厚みを変えた試作を10種類以上製作。比較試聴を繰り返し、音質、耐久性共に最良の結果となった純銀+厚肉24K金メッキを選択した。金メッキが与える長期安定性と癖のない中域レンジの位相特性のよさを生かしつつ、高域レンジが伸びるように銀メッキを下地に施すことで絶妙なチューニングを実現している。

 バナナプラグの先端径は、WBT製スピーカー端子を基準に選定。もちろん一般的なバナナプラグ用受け端子にも適応する。またケーブル導体を確実に挟み込むため、ケーブル挿入径(4mm)に対し、直径5mmの高剛性ステンレス製止めねじを採用。これによりケーブル導体の撚り線部分を逃がすことなく接触面積を最大限に確保した。

画像: 純銀+厚肉24K金メッキを施したオヤイデのバナナプラグ「SGBN」とYラグ「SGSL」が12月2日に発売。2年をかけて開発したメッキコンビネーションを採用

 一方のSGSLは、鉛や鉄分を含まない国産非磁性真鍮(RoHS対応)を、直径15mmの丸棒の状態から先端部を圧延加工。専用金型により打ち抜き・曲げ加工された「SPSL」Yラグに、SGBNと同様の純銀+厚肉24K金メッキを施した新ラインナップとなる。

 先端挿入部は、幅広いスピーカー端子にフィットさせるため6mmと8mmの2段形状を採用。ケーブル導体をみ込む構造もSGBNと同様の仕様となっている。

 SGBN、SGSLのどちらも、本体は手作業により一個一個バフ研磨され、鏡面下地加工を施されている。磨き上げられた本体は、純銀、厚肉24K金メッキの2度にわたるプレーティングが施されている。

「SGBN」の主なスペック

●材質:リン青銅(RoHS対応)
●メッキ:純銀メッキ下地+厚肉24K金メッキ
●ケーブル接続方法:デュアルスクリュークランプ方式
●電極径:最大約4.6mm、最小約4.25mm
●適応ケーブル径:〜4.0mm(5.5sq)
※その他:L型六角レンチ付属

「SGSL」の主なスペック

●材質:真鍮(RoHS対応)
●メッキ:純銀メッキ下地+厚肉24K金メッキ
●ケーブル接続方法:デュアルスクリュークランプ方式
●適応ポスト径:6.0mm、8.0mm
●適応ケーブル径:〜4.0mm(5.5sq)
●電極径:最大約4.6mm、最小約4.25mm
※その他:L型六角レンチ付属

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