アキュフェーズから、クリーン電源の新製品「PS-1250」が発売される。価格は¥880,000(税込)で、11月下旬の登場を予定している。

 PS-1250は10月末に開催された「2022東京インターナショナルオーディオショウ」で参考出品されていたモデルだ。その際は発売時期が未定だったが、思っていたよりも早い登場となっている。

画像1: アキュフェーズのクリーン電源最新モデル「PS-1250」が11月下旬に発売。画期的な波形成形技術を搭載した、1200VA大容量モデル

 アキュフェーズは1997年に、電源の質を改善することによりピュア・オーディオの原点を追求するという理想の元、クリーン電源「PS-1200」を発売した。このモデルは、理想的な正弦波である基準波形と電源波形を比較し、不足分は補い、余剰分は取り除くことで波形を成形、ひずみやノイズの少ないクリーンな電源供給を実現、ハイエンド・オーディオの音質をはじめ、映像機器の画質にも絶大な効果を発揮し、世界中で高い評価を獲得した。

 新製品のPS-1250は、PS-1200から数えて6代目となる大容量のクリーン電源だ。入出力波形の観測を実現するために液晶パネル(LCD)を搭載、波形成形の効果がひとめで確認できるようになった。

 発振機を使わずに生成した高精度な基準信号をバランス伝送で波形補正アンプへ入力、波形補正アンプには、バイポーラ・パワートランジスターによる20パラレル・プッシュプル増幅回路を採用し、低ひずみ率と同時に1200VAの大出力容量を実現している。さらに、厳しい規格をクリアーし、高品質で安全性や信頼性の高いホスピタル・グレードのAC出力端子を10個搭載した。出力回路から各AC出力端子までの配線は同じ長さに調整され、AC出力端子によって音質に差が出ないような配慮も加えられている。

画像2: アキュフェーズのクリーン電源最新モデル「PS-1250」が11月下旬に発売。画期的な波形成形技術を搭載した、1200VA大容量モデル

「PS-1250」の主な特長
●波形成形技術を主体とした交流定電圧装置
●液晶パネルを搭載し入出力波形表示が可能
●最大1200VAの高純度エネルギーを供給
●低ひずみ率の基準波形発生器
●優れた波形成形能力
●抜群の電流供給能力
●優れた妨害排除能力
●出力電力、入・出力電圧、入・出力ひずみ率などをメーターによりモニター可能
●万全のプロテクション機能
●高効率大型トロイダル・トランス採用
●ホスピタル・グレードの出力端子装備

「PS-1250」の主なスペック

●定格出力容量:1200VA(連続出力)
●定格出力電圧:AC100C±1V
●定格出力電流:12A
●出力波形全高調波歪み率:0.08%以下
●AC出力端子:フロント2子、リア8個
●定格入力電圧:AC100V(入力電圧範囲AC90V〜110V)
●入力周波数:50Hz/60Hz
●無負荷時消費電力:37W
●寸法/質量:W465×H243×D499mm/41.8kg

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