ラディウスから、ハイレゾ対応の有線イヤホンの新製品「HP-W100」「HP-W200」「HP-W300」の3モデルが、11月20日に発売される。価格はオープン。

画像1: ラディウス、同軸ドライバーで、豊かな低音とハイレゾ再生を実現。金属筐体のフラッグシップ有線イヤホン「HP-W100」「HP-W200」「HP-W300」を11月20日に発売

 今回発表の3モデルは、2枚の振動板を同軸上に配置する「DDM方式ドライバー」を搭載した製品で、いずれも40kHzまでの再生に対応するハイレゾ対応が特徴。豊かな低音と圧倒的な臨場感が特長である「DUBLEVE Series(ドブルベシリーズ)」の最新作となる。

画像2: ラディウス、同軸ドライバーで、豊かな低音とハイレゾ再生を実現。金属筐体のフラッグシップ有線イヤホン「HP-W100」「HP-W200」「HP-W300」を11月20日に発売

 特筆事項としては、シリーズ初の金属筐体となったことで、その開発は、卓越した音響解析技術を持つオーツェイド株式会社との共同で行なったという。同時に、イヤホン設計の原点に立ち返り、筐体素材の物性を最大限に活用する「OPTIMIZATION(最適化)」をキーワードとした、音響・機構設計を施したということだ。

■全モデル共通の特長
ピエゾセラミックトゥイーター第三世代「VST2」搭載
オーツェイド株式会社が開発したピエゾセラミックトゥイーターは、分解能が高く、可聴帯域を超えた20kHz以上の超高音域において優れた特性を持つ。低ヒステリシス(履歴特性)・直線性に優れたセラミック素材をベースに、より変位量の大きなピエゾセラミックを採用した「第三世代VST2」を搭載することで、超高音域における感度が従来モデルと比較してさらに増加。より広く自然な音場の再現を可能にしたという。

振動解析技術を活用した音響設計
音声の再生時に筐体上に伝わる振動の解析結果や、素材の物性値(伝搬速度・内部損失)を考慮して最適なダイナミックウーファーを選定。ピエゾセラミックトゥイーターを基軸とした緻密なチューニングを施すことで、ドブルベシリーズの唯一無二のサウンドに、金属素材固有のキャラクターを重畳させyた仕上がりにまとめている。

アキシャル(同軸)構造
ピエゾセラミックトゥイーターの出力する高音域の高い指向性を考慮し、ドライバーユニットの発音部からポート出口までを同一直線上に配する同軸構造を採用。各振動板から発せられる音の指向性を統一することで、意図しない音の反射や回折の影響を抑制し、サウンドに一体感を醸成。「第三世代VST2」を配するDDM方式ドライバーの特性を最大限引き出すため、構造面での最適化を行なっている。

金属の「塊」を知覚する造形
イヤホン筐体は、同軸構造に最適な旋盤による削り出し加工で成形。緻密に設計されたドライバーユニットやチャンバーを内包する無垢な金属素材から生まれた「塊」を知覚する造形をコンセプトとして仕上げている。

削り出し加工ならではのツールマーク(痕)やソリッドなディテイルを強調しながらも、外形に有機的な張りやくびれを持たせることで、しなやかさやドブルベシリーズ特有のラグジュアリーな印象をミニマルにまとめている。

■「HP-W100」製品特長
・アルミニウム筐体
アルミニウム素地の持つ明るい光輝な印象に相応しい、煌びやかで個性的な響きを活かした現代的なサウンドにまとめているのが特徴。アルミニウムは加工性・耐食性が高く、毒性もないためイヤホンの筐体にとってひじょうに魅力的な素材となっているそう。

・グラフェンコート振動板ダイナミックウーファー
アルミニウムは物性上、内部損失が低く響き易い(振動し易い)ことから「筐体の鳴り」を活用したチューニングを実施。

ダイナミックウーファーには、アルミニウムの持つ個性的な響きを活かすために、筐体を響かせる点で最適なグラフェンコート振動板を採用。グラフェンは物性上、軽く硬いため伝搬速度が高くローリングなどの偏った振動を抑制し、筐体へ振動を効率よく伝えることが可能。低音域に厚みを持たせ、VSTの生み出す倍音成分を最大限に活用することで、明瞭でバランスの良いオールラウンドな音色を実現した。

・高品位ケーブル
「銀メッキOFC+高純度OFCハイブリッド導体ケーブル」を採用。定位の良いワンランク上の空間表現を可能に。

■「HP-W200」製品特長
・ステンレススチール筐体
ステンレススチールは、イヤホンの筐体素材として比較的重く制振性に優れているため、ドライバーユニットの発する音の実像を際立たせたサウンドメイキングにより、ドブルベサウンド本来の持ち味を正統に進化させることに成功。ステンレススチールは加工性こそ低いものの、高い強度と耐食性を誇り、適度な重量感と含有するクロムの特性も相まって、格調高く重厚な佇まいのボディを形作っている。

・MMCXコネクタケーブル※HP-W200/HP-W300共通
ケーブルには、NOBUNAGA Labsの錫メッキOFC導体ケーブルを採用。錫メッキを施すことで、厚みのある中低音域と明瞭な音場定位や奥行、表現豊かなサウンドを実現。さらに、導体のプラス側とマイナス側の撚り方向を対称にするNOBUNAGA Labs独自技術の「Symmetric Braid Matrix」により、電気信号の流れを極限までスムーズ化。導体同士の電気抵抗の上昇を抑え、より広い帯域の信号の伝送を可能としているとする。

また、φ3.5mmプラグ アンバランスケーブル(3極)に加え、φ4.4mmプラグ バランスケーブル(5極)を付属。

■「HP-W300」製品特長
・チタニウム合金筐体
微細な音の粒子を感じるほどに、全帯域にわたって極めて鮮明で瑞々しいサウンドを実現。チタニウム合金は、強さ・軽さ・耐食性といった様々な面で優れた物性を示し、人体との親和性が高く医療や航空技術などの繊細な工業分野で活用されている素材。オーディオの分野においても、音響特性から得られる美しいサスティーン(音の余韻)を活かし、エレキギターなどの楽器の部品素材としても注目されているそう。難削材とされるチタニウム合金を的確に加工し、深く黒みを帯びた精緻な仕上がりにまとめている。

■その他共通特長
・ディープマウントイヤーピース
耳のより奥の広いエリアでフィットする独自形状により密閉性を向上させたディープマウントイヤーピースを同梱。豊かな低音再生とイヤホンの落下防止を両立する極めて安定した装着感を実現するとしている。表面質感の異なるブラックとクリアをそれぞれXS/S/M/Lの4サイズ付属する。

・イヤホンを守る本革ケース
イヤホンの持ち運びに便利な本革製ケースと、巾着タイプの布製ポーチを付属。

「HP-W100」の主な製品仕様
筐体素材:アルミニウム
型式:ダイナミック型+ピエゾ型(DDM方式)
ドライバー:Φ10mmダイナミック振動板(グラフェンコート)、Φ9mmピエゾ振動板(第三世代VST2)
出力音圧レベル:96dB/mW
再生周波数帯域:20Hz~40kHz
最大入力:100mW
インピーダンス:22Ω
付属品:ディープマウントイヤーピース(クリア/ブラック)(XS、S、M、L)、革ケース、布ポーチ、スペックカード、取扱説明書(保証書)

HP-W200の主な製品仕様
筐体素材:ステンレススチール
型式:ダイナミック型+ピエゾ型(DDM方式)
ドライバー:Φ10mmダイナミック振動板(グラフェンコート)、Φ9mmピエゾ振動板(第三世代VST2)
出力音圧レベル:98dB/mW
再生周波数帯域:20Hz~40kHz
最大入力:100mW
インピーダンス:22Ω
付属品:ディープマウントイヤーピース(クリア/ブラック)(XS、S、M、L)、MMCX to φ3.5mmプラグ アンバランスケーブル(錫メッキOFC導体)、MMCX to φ4.4mmプラグ バランスケーブル(錫メッキOFC導体)、革ケース、布ポーチ、スペックカード、取扱説明書(保証書)

HP-W300の主な製品仕様
筐体素材:チタニウム合金
型式:ダイナミック型+ピエゾ型(DDM方式)
ドライバー:Φ10mmダイナミック振動板(チタニウムコート)、Φ9mmピエゾ振動板(第三世代VST2)
出力音圧レベル:98dB/mW
再生周波数帯域:20Hz~40kHz
最大入力:100mW
インピーダンス:22Ω
付属品:ディープマウントイヤーピース(クリア/ブラック)(XS、S、M、L)、MMCX to φ3.5mmプラグ アンバランスケーブル(錫メッキOFC導体)、MMCX to φ4.4mmプラグ バランスケーブル(錫メッキOFC導体)、革ケース、布ポーチ、スペックカード、取扱説明書(保証書)

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