ラックスマンから、プリメインアンプ「L-509Z」(¥990,000、税込、ブラスターホワイト)が登場、12月に発売される。2025年に創業100周年を迎える同社が、クォリティを一切妥協しない一体型アンプの究極形態である「ワンボディセパレート」の思想を推し進めたフラグシップモデルとして開発したモデルだ。

 2017年に発売されたプリメインアンプ「L-509X」の心臓部=増幅回路ODNF(Only Distortion Negative Feedback)を完全刷新。ステレオパワーアンプ「M-10X」、プリメインアンプ「L-507Z」に次いで、次世代のアンプ回路を担う高音質・増幅帰還エンジンとして開発されたLIFES(Luxman Integrated Feedback EngineSystem)を、ディスクリート構成のプリアンプとパワーアンプの両回路に初めて同時搭載し、プリメインアンプとしてかつてない規模の増幅回路による高次元の音楽性を獲得した。

画像: ラックスマンが、プリメインアンプの新フラッグシップ「L-509Z」を発表。ワンボディセパレート思想のネクストステージプリアンプと、パワーアンプに増幅帰還エンジンLIFESを搭載

 電子制御の高音質アッテネーター機構LECUAは、新たに採用されたロータリーエンコーダーに独自開発の重量回転メカを組み合わせ、スムーズで精緻感のある音量調節を可能としたLECUA-EX(Luxman Electric Controlled UltimateAttenuator-Excellent eXperience)へと進化した。

 機能面では、オーディオアンプとしての利便性をさらに充実させるため、音量を確認しやすい7セグメントLEDによるレベル表示や、アナログレコード再生をより本格的に楽しめる3段階ゲイン切り替え付きフォノアンプ回路、中音域専用ボリュウムを増設した3バンドのトーンコントロール機能、左右独立の4.4㎜ヘッドフォン出力端子の新設も行われている。

「L-509Z」の主なスペック

●定格出力:120W×2(8Ω)、240W×2(4Ω)
●接続端子:アナログ入力(RCA)×4、バランス入力(XLR)×2、フォノ入力×1(MM/MC-H/MC-L切替)、アナログ音声出力(RCA)×2、メインイン(RCA)×1、他
●全高調波歪率:0.006%以下(1k Hz/8Ω)、0.06%以下(20Hz〜20kHz/8Ω))
●S/N:106dB以上(LINE)
●周波数特性:20Hz〜150kHz(+0、-3.0d B)
●消費電力:370W(スタンバイ時0.4W)
●寸法/質量:W440×H193×D463mm(前面ノブ、背面端子含む)/29.4kg

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