来る11月1日に、愛知県 愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内にオープン予定の「ジブリパーク」。昨日、そのプレス向け内覧会が開催された。今回は第1期となる「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3つのエリアが公開され、マスコミ関係者もその魅力を楽しんでいた。
中でもジブリの大倉庫にある「映像展示室オリヲン座」の映像と音は、StereoSoundONLINE読者は必見! その概要は前回ご紹介した通りだが、もちろんジブリパークにはこの他にもぜひ体験しておくべき展示が多数ある。以下でその様子を紹介したい。
「食べるを描く。」増補改訂版
三鷹の森ジブリ美術館で好評を博した企画の増補改訂版と銘打った展示もあり。作品中で多く描かれた食事シーンの絵コンテと、それを再現したディスプレイは、昭和世代はおもわずわくわくするはず。『となりのトトロ』のサツキやメイのお弁当や、『天空の城ラピュタ』の飛行船のキッチンなど、細かく作り込まれていました。
「ジブリがいっぱい展」
歴代ジブリ作品のポスターや国内外で発売されたDVD&ブルーレイ、関連書籍がずらりと並んだ展示コーナーは、パッケージソフト愛好家は見逃してはいけません。写真は書籍展示コーナーの中央に鎮座する巨大ネコバス。中に入って休憩もできます。
「冒険飛行団」
冒険飛行団は、ジブリ作品の関連グッズから、ジブリパークオリジナル商品までずらりと並んだお土産ショップ。フィギアやぬいぐるみ、お菓子はもちろんピンバッジなどコレクションアイテムが多数。しかもジブリ作品のレコードやCD、なぜかレコードプレーヤーまで並んでいました。
「青春の丘」の地球屋
リニモの愛・地球博記念公園駅を降りてゲートをくぐると、青春の森のエレベーター塔が目に入る。19世紀末の空想科学世界をもとにデザインされたとのことで、ここからの展望も最高です。エレベーターを降りた左側には『耳をすませば』の舞台となった地球屋も。
「どんどこ森」
宮崎吾朗監督によると、ジブリパーク誕生のきっかけになったのが、愛・地球博で建てられたサツキとメイの家がきちんと保存されていたことだったとか。その建物はどんどこ森エリアにあり、その裏山にあるどんどこ堂は子供たちだけが中に入れるそうです。
©️ Studio Ghibli